ASTAXANTHINアスタキサンチン最近話題の「アスタキサンチン」をご存知でしょうか?

実は身近な食物に存在する成分なんです。それは鮭やエビです。これらは身や甲羅が赤い色をしていますが、この赤い色の色素がアスタキサンチンなのです。

これまで、このアスタキサンチンは彼ら生物の生存に欠かせない重要な成分であったことは分っていたものの、それを取り出して美容に応用する技術がありませんでした。

しかし近年になって技術の進歩によりそれが可能になったのです。生物が厳しい環境を生き残るのに必要なこの色素成分について今日はお伝えします。

鮭は赤身魚?それとも白身魚?

アスタキサンチン鮭正解は白身魚です。

ではなぜあんなにキレイなサーモンピンク色をした鮭になるのでしょうか?それは鮭が食べるプランクトンが関係しています。このプランクトンが赤い色素を持っているので、それを摂取して鮭の身も赤く色づくのです。

もっと正確に言えば、実はこのプランクトンも藻類を食べたことで赤い色素を取り入れています。つまり食物連鎖により、藻からプランクトンに、そしてプランクトンから鮭にこの赤い色素が移り、鮭の身は赤く色づくのです。そのため鮭の生まれたばかりの子供は白身をしているんです。

そしてのこの赤い色素がアスタキサンチンというわけです。この赤い色素成分のアスタキサンチンを自らの力で生み出せるのはごくわずかの植物だけで、そのひとつが藻類のヘマトコッカス藻です。この藻がアスタキサンチンを作り出し自分の体内に赤い色素を蓄積させるのです。

ヘマトコッカス藻とは
ヘマトコッカス藻ヘマトコッカス藻は普段は緑色の細胞ですが、紫外線などの刺激やストレスを感じるとアスタキサンチンを作り出し赤くなり、身を守ろうとします。

参照元(英文献)によると紫外線からのダメージ防ぐほか免疫システムを高め、アルツハイマーやパーキンソン病にも有効であることが照明されています。
参照元:http://www.scienceasart.org/haematococcus-pluvialis

筋肉にまでアスタキサンチンを取り入れることができる鮭

アスタキサンチン蟹鮭以外にも、エビやカニの甲殻が赤いのは、アスタキサンチンを含むプランクトンを彼らが食べているからです。

しかし鮭だけがこれら他の生物と決定的に異なる点は、鮭の身の中までアスタキサンチンによって赤くなることです。例えばタラバガニの甲羅は赤いですが、身の中身は白いままです。これはアスタキサンチンが筋肉(つまり身の部分)にまで浸透しなかったんです。

一方で鮭はアスタキサンチンが筋肉まで浸透しているため、身が赤くなるのです。その為、赤身魚だと誤解している人がいるのです。実はこの筋肉までアスタキサンチンが浸透していることがさらにスゴイパワーを鮭に与えているのです。

詳しい理由は未だ解明されていませんが、鮭はプランクトンを食べアスタキサンチンを体内に取り入れると、筋肉つまり身にまでアスタキサンチンを浸透させることが可能になっています。この筋肉にアスタキサンチンを取り入れることで鮭は驚異的なパワーを発揮するのです。

そのパワーとは「回復力」です。

鮭は安全な産卵場所を求め川をさかのぼりますが、その過程で鮭の体内では活性酸素が増え、筋肉はぼろぼろな疲労状態になります。この活性酸素を抑え、筋肉の損傷から回復させるのが抗酸化成分です。この抗酸化成分には様々な成分がありますが、その最も強力な抗酸化成分がカロテロイドという色素群の一つアスタキサンチンなんです。

幸運なことに、筋肉にまでアスタキサンチンが浸透できる身体を持つ鮭は、筋肉に溜まった活性酸素を取り除き回復し、過酷な遡上という川をさかのぼる行為ができるのです。

紫外線により発生した活性酸素をアスタキサンチンで除去

アスタキサンチン

人間の肌が老化する大きな原因の一つは紫外線です。

紫外線を浴びると肌は大量の活性酸素が発生します。本来、活性酸素は人間を外部の刺激から守るために発生します。活性酸素には強い酸化作用があるため外敵が体内に侵入しても、その酸化作用で死滅させるためです。

しかし問題はこの活性酸素が発生し過ぎてしまうことです。強い紫外線を浴びれば浴びただけ、活性酸素は歯止めなく発生してしまい、良性の細胞までその影響をうけてしまうのです。その結果、コラーゲン繊維が破壊されて肌のハリや弾力がなくなったりシミが大量に出てきてしまうのです。

身体を守るはずの活性酸素が老化現象をもたらすのです。しかし鮭の例で見た通り、アスタキサンチンはこの活性酸素を取り除くのに強力な効力を発揮することから、男の肌の老化現象にストップをかける大きな効果が期待できるのです。

肌に浸透できるアスタキサンチを選ぶ

アスタキサンチンは人の体内では作り出すことが出来ません。

そのため食べ物やサプリメントでアスタキサンチンを摂取することで、健康や美容に大きな役割を果たします。また、より効果を引き出すには活性酸素が発生する部分にアスタキサンチンをしっかりと届けることが重要であることを、鮭の例からもご理解いただけたでしょう。

そのため皮膚から化粧品としてアスタキサンチンを取り入れ、肌の回復力にアプローチするには確実にアスタキサンチンを肌に浸透させることが必要です。最近の技術ではよりアスタキサンチンの大きさが小さくなって浸透しやすいように工夫がされています。ナノ化したものや浸透率の高いアスタキサンチンを選ぶことで、確実に肌の角質層に届け、紫外線により発生した活性酸素を除去し、失われた肌の弾力や損傷を回復させましょう。

化粧品からダイレクトに肌へアスタキサンチンを摂取したいのなら富士フィルムの「ジェリーアクアリスタ」は非常によくできています。ヘマトコッカス藻から抽出したアスタキサンチンを使用しおり、ナノ化し肌の浸透力を高めています。さらにセラミドの中でも人間が本来持っているヒト型のセラミドを配合しているため理想の構造になっています。

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美肌男教室運営チーム運営メンバー
男の美容に関わる情報をいちはやく取り入れ適切なケア方法や、ケアアイテムを選定しています。2017年度より業務拡大し男女共用アイテムの取扱いも開始し、専門家や研究チームによる検証実験を実行しています。