使うなコットンシミが増える人急増君は化粧水をコットンでつける?それとも手?

化粧品の販売員さんは「肌に均一に化粧水を付けるためにコットンを使用したほうがいい」って言うんです。でもそれホント?

本当にコットンで化粧水を付けた方がいいのでしょうか?答えはNO。
商品をたくさん売りたい化粧品会社の人は、何でもかんでも理由を付けて言ってしまうんです。

今日はコットンの利用方法についてお伝えします。

コットンの摩擦で皮膚は傷だらけ

コットンを肌で滑らせるとどんなことが起きるでしょうか?

そう摩擦です。手で化粧水を付けるだけでも慎重にスキンケアを行わないと摩擦を生んでしまうのに、コットンで化粧水や乳液をつけるケアは摩擦の危険性がさらに高まります。肌の摩擦の危険性は「赤いシミ」という将来出て来るシミを生み出します。
※赤いシミや摩擦の危険性はコチラの「男の正しいスキンケア手順 ~朝・夕編~」を参考にして下さい。

また男性の場合、髭剃り後であっても肌には剃り残しの髭による突起があります。今のご自分の髭の生えている部分を手でなでてみてください。きっと髭の剃り残し、もしくは伸びてしまった髭がザラザラっと感じませんか?それが髭による突起です。

コットンを使用した場合、その髭の突起にコットンの繊維が引っかかってしまうのです。引っかかったままスキンケアを終了してしまった場合、不衛生になり雑菌の温床になってしまいます。これではニキビや吹き出物の原因にもなってしまいます。

コットンを使用することで、シミやニキビになりかねないことはご理解いただけたでしょうか?敏感肌やニキビ肌の人はもとより、アンチエイジングを目指す人や美肌を目指す人には女性、男性に問わずコットンの使用はオススメできないのです。

手で化粧品をつけることのメリット

使うなコットン化粧水は手コットンを使用したほうが化粧水が均一につけられると一般的に言われていますが、確かにその通りです。小鼻の周り、髪の生え際などは化粧水がつけにくいからです。

しかし丁寧に手で化粧水をつければ、コットンと同様に、手でも顔全体に均一に化粧水や乳液を付けることができるのです。また手のもつ体温を利用して、顔を包むように化粧水を付ければ、浸透率も大きく向上します。

正しい方法で化粧水を手で付ければ、コットンは必要ないのです。「正しい方法なんか面倒でコットンを使った方がいい!」っと言っているあなた!!そんなことにも面倒くさがりなあなたが、摩擦を作らずに本当にコットンで化粧水を付けられると思いますか?きっとコットンを使って化粧水を付けたって、肌に傷を残し赤いシミの原因を作っているだけでしょう。やはり化粧品は手で付けた方がいいのです。

では化粧水を手で付ける方法を確認しましょう。乳液や美容液も同様な方法で可能でしょう。

化粧水を手で付ける正しい方法

①1回分の化粧水の量の半分を手の平に出す。

②手の平に化粧水を伸ばし、包み込むよに顔全体を手で覆う。額、頬、顎、目の周り、鼻周りに丁寧にトントンと付けていく。決してゴシゴシ塗り込まない。もう一度手で顔を覆い、確実に浸透させる。化粧水が肌の上に残っている部分があったらトントンと肌をたたいて浸透させる。

③化粧水の残り半分を手の平に広げ、再度乾燥しやすい目の周り、化粧水の浸透しづらい小鼻の周りと毛の生え際にトントンと付け、手に残った化粧水を顔を手で覆って付ける。最後に手を頬に付けて放した時にペタッと肌が手に吸い付けば浸透した証拠。足りないようなら化粧水をさらにつける。

④化粧水が浸透したら乳液の作業に入る。もし化粧水が肌に残ったまま、乳液をしてしまうと肌の上で化粧水と乳液が混じり、スキンケアの意味がなくなるので注意しよう。

コットンパックは3分がベストタイム

ではコットンは役に立たないのか?
そんなことはありません。コットンパックがあるんです。

男コットンパックはがすコットンに化粧水を十分にしみこませ、1枚のコットンを2枚~4枚に裂きます(写真参照)。そのコットンを肌の気になる箇所、目元、頬、鼻などに乗せればコットンパックのできあがりです。コットンパックが終わったら、コットンを取り除き、手で顔を覆い体温で浸透させましょう。

しかし注意点が一つあります。それはコットンパックの時間は3分です。3分以上はコットンが乾燥しカラカラのスポンジ状態になり、肌に染み込んだ化粧水を反対に吸い上げる現象が始まるため肌に化粧水を付けた意味がなくなってしまうのです。

コットンの化粧水がもったいないと感じて長く長くコットンパックをしたくなる理由は理解できますが、3分以上のコットンパックはやめましょう。もしコットンを絞って化粧水が滴るのであれば、その絞った化粧水を肌につけるか、首につけて手で浸透させると無駄なく使用できるでしょう。首は老化が出やすい部位でもあるからです。

 

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美肌男教室運営チーム運営メンバー
男の美容に関わる情報をいちはやく取り入れ適切なケア方法や、ケアアイテムを選定しています。2017年度より業務拡大し男女共用アイテムの取扱いも開始し、専門家や研究チームによる検証実験を実行しています。