「シミを消したい!」と思ってシミ消し化粧品という名の付く化粧品を使っても、シミを消せない人も多いようです。
この記事では男性の頑固なシミを使って、シミ消し化粧品の効果を徹底的に検証していきます。男性の頑固なシミを消せれば、女性のシミにももちろん効果があります。男性にも女性にも使えるシミ取り化粧品を紹介します。
またドラッグストアで購入できる男性の有名シミ消し化粧品も調査しました。成分や仕様を見ると効果がない理由が分ります。この記事では、専門家の監督のもとシミ取り化粧品を徹底的に検証します。
※この記事は筆者と専門家の共同執筆です
詳しい説明の前に・・・
簡単に分かるオススメのシミ消し化粧品
シミは色を持っている「メラニン」が原因です。このメラニンを肌から排出したり、濃い色を薄くすることがシミを消す有効な手段です。それに適している成分が「ハイドロキノン」と「ビタミンC誘導体」です。
シミ消し化粧品ランキング | |||
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公 式 HP | ホワイトケア トライアルセット (ビーグレン) | ラグジュアリーホワイト トライアルキット (アンプルール) | アスタリフトホワイト 美白トライアルキット (富士フイルム) |
この2つの成分を配合しているシミ消し化粧品を効果の高いものからランキングしました。オススメのシミ消し化粧品第1位はビーグレンのホワイトケアトライアルセットです。下記ではシミができる過程から、ドラッグストアで購入できるシミ消し化粧品の危険な成分まで詳しく紹介しています。
シミとは?なんでシミが出来るの?
シミとは「メラニン」が肌の一か所に集まった結果、表れるのがシミです。メラニンが肌全体に広がれば「くすみ」と呼ばれますし、日焼けで肌が黒くなるのもメラニンが大量に肌全体に広がるからです。
肌に紫外線が当たると、情報伝達物質により肌のメラノサイトというところでメラニンを作るよう命令が伝えられます。メラノサイトではチロシナーゼによって肌色のメラニンが黒色へと変色し、その後メラノサイトから肌内部に放出されます。
そしてメラニンが一か所に集中するとシミとして目に見えます。通常であれば肌の新陳代謝により、時間が経過すれば新しい肌細胞が生まれ、上へ上へとメラニンも押し上げられ、最終的には垢として肌の表面に排出されます。しかし加齢に伴い新陳代謝が遅れると、ずっとシミが居すわることになります。
シミ消したい!シミを消すには?
シミを消すには次の2つのアプローチ方法があります。
|
シミを消す方法
新陳代謝を促進させメラニンを排出させる
既に肌にできてしまったシミを消すのに有効な方法の1つが、新陳代謝を促進させてメラニンを排出することです。下図を見てください。
新陳代謝が促進されると、基底層では新しい肌細胞が誕生します。そして新陳代謝が進むたびに、新しい肌細胞に押し上げられ、メラニンの集まったシミはどんどん上へ行きます。最終的にはシミは垢としてはがれ落ちシミのない美しい肌になります。
新陳代謝を促進させシミを消す成分として厚生労働省に認定されている有効成分には下記のようなものがあります。
新陳代謝を促進させメラニンを排出するシミ消し成分 ・4MSK ・リノール酸S ・ビタミンC誘導体 これらの成分は「できてしまったシミ」を新陳代謝で排出することでシミ消し効果があります。 |
シミを消す方法
メラニンの色を薄くする
既に肌にできてしまったシミは、メラニンの色を薄くすることでも消すことができます。メラニンはもともとアミノ酸の1つチロシンが変化したものです。チロシンはチロシナーゼという酸化酵素と酸化反応によりチロシン→ドーパ→ドーパキノン→メラニンへと変化します。この変化の過程で色も黒く変色してゆきます。
一方、メラニンの還元作用とは、メラニン生成の過程とは逆方向の反応をさせることです。逆方向の反応をすることで、メラニンの色を薄くすることができ、結果シミも消えます。
メラニンを還元作用させシミを消す成分として厚生労働省に認定されている有効成分には下記のようなものがあります。
メラニンの色を薄くするシミ消し成分 ・ビタミンC誘導体 ・ハイドロキノン これらの成分は黒く変色したメラニンを無色にする還元作用によりシミ消し効果があります。 |
備考:
シミを「予防」する成分は、できてしまったシミには効果がないので注意!
厚生労働省では下記の成分もシミに効果があるとして有効成分の認定をしています。
シミができるのを予防する成分 ・カモミラET・トラネキサム酸・t-AMCHA(t-シクロアミノ酸誘導体)・m-トラネキサム酸・TXC(トラネキサム酸セチル塩酸塩)・アルブチン・コウジ酸・エラグ酸・ルシノール・プラセンタエキス・マグノリグナン・エナジーシグナルAMP・レチノール ※但しアルブチンは「できてしまったシミ」にも効果が認められていますが効果は緩やかです |
しかしこれらの成分はシミの「予防」に効果がある成分であって、「できてしまったシミ」を消すことはできません。シミ消し化粧品を購入するときには、これらの成分の違いを理解して購入すると失敗が少ないでしょう。
ハイドロキノンとビタミンC誘導体で攻めのシミ消し!
できてしまったシミを消すのに効果がある成分が「ハイドロキノン」と「ビタミンC誘導体」です。「ハイドロキノン」と「ビタミンC誘導体」を比べると、「ハイドロキノン」の方がシミを消す効果は高いです。しかしそれぞれにメリットとデメリットがあります。下記で詳しくお話しします。
シミ消し効果は高い!でも刺激も高い!
ハイドロキノンのメリットとデメリット
メリット ・シミ消し効果が高い ・シミの予防効果もある |
デメリット ・刺激が強い ・日中の使用は注意が必要 |
病院でも処方されるほどシミ消しの効果が高いのがハイドロキノンです。さらにチロシナーゼとチロシンにも働きかけるため、できてしまったシミだけでなくシミの予防の効果もあります。
一方で、刺激が強いため敏感肌では炎症を起こすこともあります。またハイドロキノンを使用中は、肌細胞が紫外線に無防備な状態になるため、紫外線対策をしないと余計にシミが増えたりするので使用方法を厳しく守る必要があります。
シミ以外のトラブルも解決!でも自分に合うのを見つけるのが至難…
ビタミンC誘導体のメリットとデメリット
メリット ・できてしまったシミ&シミ予防に効果がある ・新陳代謝改善、シワ&たるみ、ニキビ改善 |
デメリット ・自分に合う物を見つけるのが難しい ・浸透率や持続性などに問題あり |
肌へ浸透しないビタミンCを、浸透しやすくしたものがビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体は「できてしまったシミ」を消すほか、シミの予防にも効果があります。さらにコラーゲンの生成を促進しシワやたるみを改善したり、抗酸化作用によるアンチエイジング効果、抗炎症によるニキビの鎮静化にも効果があります。
一方で、「できてしまったシミ」を消す効果はハイドロキノンに比べ低いです。さらにヒトコトでビタミンC誘導体と表現しても水溶性・脂溶性・新型・ハイブリッドと種類があり、どれが自分の肌に合うかは試してみないとわかりません。また種類によっては持続性がなく劣化しやすいものもあるため、全てのビタミンC誘導体に改善の効果があるとは限らないのが難点です。
メインにハイドロキノン!サポートにビタミンC誘導体!が、
効果的なシミ消し方法
確実にシミを消したいと考えているなら、メインにハイドロキノンが配合された化粧品を使用しましょう。そしてビタミンC誘導体はあくまでサポート成分として利用すれば、肌全体のトラブルも解決され、満足のいくシミ消し化粧品選びができるはずです。
肌が弱い人は「ハイドロキノン」→「アルブチン」に変更! ハイドロキノンは刺激の強い成分です。そのため敏感肌の人は赤く炎症することがあります。もし肌が弱いならハイドロキノンにブドウ糖を加え安定させた「アルブチン(ハイドロキノン誘導体)」の使用を勧めています。シミの「予防」効果が高いですが、肌への刺激が少なく長期の使用で「できてしまったシミ」を消すことも期待できます。 |
専門家選定!
オススメのシミ取し化粧品
点数 | 商品名 | 価格/内容 | 主なシミ消し成分 |
---|---|---|---|
96 | ホワイトケア トライアルセット (ビーグレン) | 1,944円(税込) ・クレイウォッシュ ・QuSomeローション ・Cセラム ・QuSomeホワイトクリーム1.9 ・QuSomeモイスチャーリッチクリーム ※送料無料 | ・ハイドロキノン ・ビタミンC誘導体( 3-O-エチルアスコルビン酸) ・ビタミンC(アスコルビン酸) |
94 | ラグジュアリーホワイト トライアルキット (アンプルール) | 1,890円(税込) ・メイク落とし(パウチ2包) ・洗顔料(パウチ2包) ・化粧水 ・美容乳液ゲル ・薬用美白美容液 ・スポット集中美容液 ※送料無料 | ・ハイドロキノン ・ビタミンC誘導体 ・アルブチン |
90 | アスタリフトホワイト 美白トライアルキット (富士フイルム) | 1,080円(税込) ・先行美容液(パウチ10包) ・美白化粧水 ・美白美容液 ・美白クリーム ・UVクリア美容液&化粧下地(パウチ2包) ※送料無料 | ・アルブチン ・ビタミンC誘導体 ・アスタキサンチン |
ハイドロキノン濃度1.9%
ホワイトケア トライアルセット
ハイドロキノンの濃度は1.9%と低いものの、独自の処方で浸透率を高めているのがb.glen(ビーグレン)のシミ消し化粧品です。
ホワイトケアシリーズの中でも、特にオススメなのが「QuSomeホワイトクリーム1.9」です。このシミ消し化粧品にのみ「ハイドロキノン」が配合されているため、どれか単品一つで購入するならこれがオススメです。
しかしシミ消し化粧品は、ハイドロキノンを付ける前の「化粧水」のスキンケアステップも非常に重要です。肌の隅々まで化粧水の水分が行き渡ることで、肌に水路が生まれ、その後のスキンケアの成分の浸透を助けるからです。浸透しなければハイドロキノンの効果も半減するため、正しいスキンケアを心がけましょう。
ハイドロキノン濃度2.5%
ラグジュアリーホワイト トライアルキット
高濃度なハイドロキノンが配合されているのがアンプルールのシミ消し化粧品です。クレンジング・洗顔料・化粧水・美容乳液ゲル・薬用美白美容液・スポット集中美容液と、トライアルの中身も豊富に入っています。
中でも注目が高濃度のハイドロキノンが唯一配合されている写真の「スポット集中美容液」です。ハイドロキノンの濃度は2.5%と、かなりの高濃度です。今回紹介しているシミ消し化粧品の中で一番ハイドロキノンの濃度が高いのも注目すべき点です。
高濃度のハイドロキノンのため、肌全体に広げて塗るのではなく、部分的に使用することが勧められています。濃度が高い分、刺激も強いですし、使用中は紫外線の影響も受けやすくなるため、使用方法を守って使用しましょう。
アルブチン(敏感肌用)
アスタリフトホワイト 美白トライアルキット
敏感肌なら「医薬部外品」の「アスタリフトホワイト 美白トライアルキット」が断然オススメです。ハイドロキノンの代わりにアルブチンが主成分で配合されているため、肌への刺激を抑えて緩やかにシミ消し効果を感じることができます。
トライアルキットのうち、写真の2つのアイテム「美白化粧水」と「美白クリーム」にアルブチンが配合されています。
アルブチンは「緩やかなシミ消し効果」と言えど、主力商品の美白化粧水・美白美容液・美白クリームは全て「医薬部外品」です。美白成分(アルブチンやビタミンC誘導体)が、シミ消し効果があると定められた規定量だけ、ちゃんと配合されていることが厚生労働省に証明されているからこそ「医薬部外品」なのです。そのため同じアルブチン配合の他の化粧品よりもシミ消し効果を感じることができます。
ドラッグストアで購入できるシミ消し化粧品を調査!
効く?効かない?危険がいっぱい?
最近はドラッグストアでもシミを消すための化粧品が増えてきました。男性向けのシミ消し化粧品も発売されており「メンズケシミンクリーム」や「ウル・オス 薬用スキンホワイトニング」などが有名です。下記では「メンズケシミンクリーム」と「ウル・オス 薬用スキンホワイトニング」をピックアップして、ドラッグストアで手軽に購入できるシミ消し化粧品の効果や安全性を調査しました。
市販のシミ消し化粧品を調査!
メンズケシミンクリーム
メンズケシミンクリーム (医薬部外品) | 【価格】 1,296円(税込) 【成分】 有効成分: L-アスコルビン酸 2-グルコシド、グリチルレチン酸ステアリル、トコフェロール酢酸エステル その他成分: サラシミツロウ、ステアリン酸、流動パラフィン、硬化油、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル、親油型モノステアリン酸グリセリル、べヘニルアルコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、吸着精製ラノリン、メチルポリシロキサン、パラオキシ安息香酸プロピル、濃グリセリン、1,3-ブチレングリコール、パラオキシ安息香酸メチル、N-ステアロイル-L-グルタミン酸ナトリウム、キサンタンガム、クエン酸、水酸化カリウム、メマツヨイグサ抽出液、油溶性甘草エキス(2)、海藻エキス(5)、フェノキシエタノール、グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル、香料、精製水 【評価】 医薬部外品かつ安価のため続けやすい。しかしビタミンC誘導体であるL-アスコルビン酸 2-グルコシドは白斑問題の報告が多く、かつ人の皮膚のシミ消しには効果が低いとの報告があるので注意が必要である。 |
メンズケシミンクリームはビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸 2-グルコシド)を用いたシミ消し化粧品です。ドラッグストアで購入でき、かつ安価です。安い理由は、主成分のビタミンC誘導体「L-アスコルビン酸 2-グルコシド」が低コストだからです。しかし白斑の副作用報告がかなり多いため注意が必要です。
L-アスコルビン酸 2-グルコシドには注意?
このビタミンC誘導体の1つ「L-アスコルビン酸 2-グルコシド」は、低コストで大量生産できるためドラックストアで購入できるシミ化粧品にちらほら配合されている成分です。しかし白斑の問題がずば抜けて多い成分でもあります。
下記の報告書によると、2014年8月1~11月30日までのたった4ヶ月間で31件もの白斑による副作用が報告されています。
【L-アスコルビン酸 2-グルコシドによる白斑報告】 参考:国内副作用報告による状況(クリックで外部サイトへ) 他の美白成分の白斑報告が数件であるのに対して、L-アスコルビン酸 2-グルコシドは31件も報告されています。 |
市販のシミ消し化粧品を調査!
ウル・オス 薬用スキンホワイトニング
ウル・オス 薬用スキンホワイトニング (医薬部外品) | 【価格】 1,944円(税込) 【成分】 有効成分:トラネキサム酸 その他成分:精製水、オクタン酸セチル、流動イソパラフィン、濃グリセリン、アデノシン一リン酸、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)、ペンチレングリコール、ステアリルアルコール、POE硬化ヒマシ油、桑エキス、カモミラエキス-1、ゲンチアナエキス、加水分解ローヤルゼリータンパク液、紅藻エキス、アルピニアカツマダイ種子エキス、アーティチョークエキス、プルーン酵素分解物、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ステアリン酸、ミツロウ、ステアロイルメチルタウリンNa、イソステアリン酸グリセリル、キサンタンガム、天然ビタミンE、フェノキシエタノール、BG、水酸化K、無水亜硫酸Na、エデト酸塩、香料 【評価】 有効成分はトラネキサム酸のためシミの予防効果がある。しかし出来てしまったシミは消せない。またトラネキサム酸は肌全体に広げる方が効果的であり、この商品のようなピンポイントで付けるのは不効率である。 |
ウル・オス 薬用スキンホワイトニングはトラネキサム酸を用いたシミ消し化粧品です。トラネキサム酸は冒頭でお伝えしたように「シミができるのを予防する成分」の1つであり、出来てしまったシミには効果はあまり期待できません。
さらにトラネキサム酸は、この商品のようにピンポイントで使用するのではなく、肌全体に広げて塗ることでシミの予防効果があります。シミが将来、肌のどこに出来るのか予測できないのに、一か所にピンポイントで塗ることはできませんよね?成分・商品の仕様を考えると、とんちんかんなシミ取り化粧品と言えます。
~市販のシミ消し化粧品を調査して分かったこと~
ドラッグストアの安価なシミ消し化粧品は良く成分をチェックして!
安いのには理由があります。ケシミンクリームでも見られたように、「ビタミンC誘導体」と表記されていても、成分によって全く異なります。またウル・オス薬用スキンホワイトニングのように「トラネキサム酸」の働きを考えると、シミにピンポイントで塗ることはあまり意味がありません。
もしドラッグストアでシミ消し化粧品を購入するときは「何の成分のビタミンC誘導体なのか」「成分の働きはどうなのか」まで、具体的に調べることをおすすめします。シミ消し化粧品は価格よりも安全で確実なシミ消し効果のあるものを購入するのをお勧めします。
《参考1》ハイドロキノンで消えるシミと消えないシミがある?
シミの種類一覧
効果の高いシミ消しのハイドロキノンでも、消せるシミと消せないシミもあります。下記を参考に、自分のシミが消せるのか確認しましょう。
シミの種類 | 特徴 | 原因 | ハイドロキノン効果の有無 |
---|---|---|---|
老人性色素斑 | 一般的にシミといえばこれのことです。日光性黒子とも呼ばれ、小さいものから2cm程のものまでまちまちです。20代からでも現れます。 | ・紫外線 ・肌への摩擦行為 ・代謝低下 | ハイドロキノンの他、ビタミンCやEの化粧品も使うと改善が早いです。さらにレーザー治療なども有効です。 |
肝斑 | 一般的に左右対称に現れ、額や口に出たり、左右で大きさが異なることもあります。女性に多く見られますが男性にも出ます。摩擦行為が悪化させます。 | ・紫外線 ・女性ホルモンの乱れ ・肌への摩擦行為 | 摩擦行為を止めるだけで改善する患者もいるため、マッサージアイテムの使用は厳禁です。ハイドロキノンの他、炎症を抑えるトラネキサム酸配合の化粧品なども有効です。 |
脂漏性角化症 | 既にあるシミの角質がさらに分厚くなって現れます。細胞のDNAが紫外線を受け続けた異常をきたすことが原因です。年配の人に多いですが30代で出る人もいます。 | ・長年の紫外線ダメージ | レーザーの他、液体窒素治療などが一般的な解決方法です。普段からの紫外線対策で予防ができます。 |
雀卵斑(ソバカス) | 鼻を中心に頬全体に現れます。親に現れていると子供にも現れやすいことから遺伝的要素が強いものです。 | ・過剰なメラニン生成 | メラニンが原因なため理論上はハイドロキノンが効くはずです。しかし実際は効果がないことが多々あります。レーザー治療をしても再発することもあることから解決方法は明確には分っていません。 |
炎症性色素沈着 | ニキビやかぶれ、傷や火傷など炎症が起きた後に、メラニンが沈着してできるシミです。特にニキビを潰した場合に起こりやすいですが、下着などがこすれて黒ずむ場合にもこのシミです。 | ・ニキビ跡など炎症 | ハイドロキノンが非常に有効で、早めのケアでかなり改善されます。レーザー治療では濃くなってしったり色むらを起こすこともあることからハイドロキノン治療が一番おすすめです。 |
花弁状色素斑 | 急激な日焼け後、赤みが落ち着いてから現れるシミで、背中に出来やすいのが特徴です。色の白い人に現れやすく、形も様々です。 | ・日焼け | 多少の改善はあるものの、目に見える効果が薄いです。確実に治したいのであればレーザー治療をオススメします。日焼けが原因なため、普段の紫外線対策が重要です。 |
《参考2》皮膚科でシミを消すのはどう?すぐ消えるの?保険適用?
専門家に聞きました。
皮膚科でシミを治療する場合、主に3つの方法でシミを治療します。それは①レーザー・光治療②外用薬(塗り薬)③内服薬の3つの方法です。
保険をシミ治療のために適用させるためには、厚生労働省が認可しているレーザー機器を使用した場合や、シミをアザであると医師に診断された場合には保険適応になります。しかし現在ではシミ治療で保険が適用されることは少なくなっているのが実態です。特にレーザー・光治療は保険適用外、内服薬は保険適用になる傾向があります。事前に電話などで聞くのも良いでしょう。
近年はレーザー機器の種類も増え、一概にどれがいいとは言えず、値段もまちまちです。下記には皮膚科でシミ消し治療を行った場合の値段の参考例を記載します。
治療方法 | 内容 | 価格 |
---|---|---|
レーザー・光治療 | ・レーザー照射 ・光照射 | 1回あたり数千円~3万円程 ※完治まで5回以上 |
外用薬 | ・ハイドロキノン軟膏 ・トレチノイン軟膏 | 1ヶ月あたり2,000~7,000円 ※完治まで3ヶ月以上 |
内服薬 | ・トランサミン ・ビタミンE ・ビタミンC誘導体 ・L-システイン | 1ヶ月5,000円前後 ※完治まで3ヶ月以上 |
ホワイトケア トライアルセット
- ハイドロキノン濃度1.9%
- 独自技術で浸透率大!
- ビタミンC誘導体配合
- 純正ビタミンC配合
- 送料無料
価格(税込) | 種類 | 内容 |
1,944円 ※送料無料 |
トライアル | ・クレイウォッシュ ・QuSomeローション ・Cセラム ・QuSomeホワイトクリーム1.9 ・QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
ラグジュアリーホワイト
トライアルキット
- ハイドロキノン濃度2.5%
- ビタミンC誘導体配合
- アルブチン配合
- 送料無料
価格(税込) | 種類 | 内容 |
1,890円 | トライアル | ・メイク落とし ・洗顔料 ・化粧水 ・美容乳液ゲル ・薬用美白美容液 ・スポット集中美容液 |
アスタリフトホワイト
美白トライアルキット
- アルブチン配合で敏感肌でもシミ消し!
- ハイドロキノンは未配合
- ビタミンC誘導体配合
- 送料無料
価格(税込) | 種類 | 内容 |
1,080円 | トライアル | ・先行美容液 ・美白化粧水 ・美白美容液 ・美白クリーム ・UVクリア美容液&化粧下地 |
Author Profile
- 男の美容に関わる情報をいちはやく取り入れ適切なケア方法や、ケアアイテムを選定しています。2017年度より業務拡大し男女共用アイテムの取扱いも開始し、専門家や研究チームによる検証実験を実行しています。
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