肌弾力構造取り戻す「弾力」とは変形した際に元の形に戻ろうとするバネのような力のことです。肌もこの弾力があればシワが出来ても、元のピーンと張った美しい肌に戻ることが出来ます。

しかし弾力がない肌は元に戻る力がなく、シワが出来たままになってしまうのです。起床後や昼寝後に顔や腕に寝跡ができても、なかなかもとに直らないのであればそれはあなたの身体に弾力が失われつつある証拠です。

ほうれい線やたるみに悩む前に、男性だって肌の弾力を取り戻す努力をしましょう。

重力にさえ耐えられなくなる肌

寝跡が直りにくくなって、肌が弾力を失い適切なケアをしないと肌は次第に重力にも耐えられなくなってきます。そうすると肌にはシワだけではなく、たるみが生まれ顔の輪郭が徐々に崩れ始め、ブルドックのような状態になります。もちろんたるみ以外にも男性を悩ますほうれい線やたるみ毛穴も弾力不足が原因です。

化粧をしない男性にはシワやたるみ、ほうれい線は何をしてもなかなかカバーしきれない悩みの種です。弾力の回復がまだ期待できる早期の対策が、肌の弾力を取り戻すには重要なのです。

しかしやみくもにスキンケアをしても肌の弾力は回復しません。まずは肌の構造を良く知ってからスキンケアでアプローチしましょう。

肌の弾力の構造

肌構造

肌の中で弾力を生み出しているには、真皮と真皮のしたにある皮下組織や筋肉です。それぞれの部位が正常に機能していることが弾力を生み出すには重要です。

中でも非常に重要な部位が真皮です。真皮は線維成分であるコラーゲンやエラスチンのほか、これらを生み出す線維芽細胞があり、線維芽細胞間をゼリーのような基質と呼ばれる成分で埋め尽くされて真皮は出来ています。
※写真を参照してください

これらの構成要素の中でもコラーゲンとコラーゲンを言わば束ねているバネ状のエラスチンが肌の弾力には非常に重要な機能を有しています

隙間なくこれらコラーゲンとエアラスチンが真皮に詰め込まれ、さらには常に新しいコラーゲンやエラスチンを生み出し続ける活発な線維芽細胞の存在が肌の弾力を維持することにも重要です。またもし弾力を取り戻したいならこれらにアプローチしていくことが非常に重要になります。

コラーゲンとエアラスチンを同時にケア

肌の弾力の回復に重要なことは、コラーゲンとエラスチンを同時にケアすることだと言われています。海外の最新研究をまとめた記事によると*1、コラーゲンはいわば肌の中の基礎枠のような役目の存在です。しかしそれらを束ねているエラスチンがバネのような役割をして、それではじめてコラーゲンの形成した網枠に弾力が生まれます。エラスチンがあることで伸びた皮膚をもとに戻すという弾力の効果が生まれるのです。

コラーゲンを摂取するだけでなく、それらに弾力を与えるエラスチンへのケアもすることで、はじめて若々しい弾力を取り戻すことが出来るのです。またこれ以外の弾力を取り戻すアプローチとしては、これらコラーゲンやエラスチンを生み出す線維芽細胞を活性化したり、もしくは肌に取り入れることでも理想的なバランスの取れたコラーゲンとエラスチンの配合を肌内部に生み出すことになり弾力の回復が期待できると言われています。

弾力を取り戻すには

  • コラーゲンとエラスチンを同時にケアする化粧品や食品を摂取する
  • 線維芽細胞を活性化もしくは取り入れるために細胞に働きかける化粧品や食品を摂取する

*1 参考記事:http://www.annmariegianni.com/whats-difference-collagen-elastin/

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美肌男教室運営チーム運営メンバー
男の美容に関わる情報をいちはやく取り入れ適切なケア方法や、ケアアイテムを選定しています。2017年度より業務拡大し男女共用アイテムの取扱いも開始し、専門家や研究チームによる検証実験を実行しています。