シワやほうれい線予防のために毎日お肌のケアはしているのに、なかなか注意がいかないのが頭皮のケアです。頭皮も顔も一枚の肌でつながっているため、頭皮がたるめば当然そのしわ寄せは顔に出てきます。
でもどうやってケアしていいのかわからないのが頭皮のケアです。薄毛予防のための頭皮ケアはしていても、たるみ予防のための頭皮ケアはどうすればいいのでしょうか?
それにはまず頭皮と髪の構造を知って、どうしてたるみが発生するのか原因を突き止めて適切なケアをしましょう。男性も女性も参考になる頭皮ケア方法を紹介します。
シワやほうれい線は頭皮のたるみ
アンチエイジングの主な悩みはシワやたるみです。それらを引き起こす要因の一つが頭皮のたるみです。
頭皮がたるむと主におでこのシワや輪郭のたるみ、また首にシワが寄ってきます。頭皮を触ったときに頭皮が大きく動く人はその可動域分だけ頭皮がたるむ可能性があるのです。
たるんだ頭皮は顔や首が支えることになりますが、支えきれない肌はたるみやシワとして表れてくるというわけです。
顔のシワやほうれい線はなぜできる?
では頭皮のたるみを考える前に、「なぜ顔にシワやほうれい線ができるのか」を考えてみましょう。理由は肌の弾力の低下です。
弾力とはバネのようにもとに戻ろうとする力で、肌も若いころは弾力があるおかげでシワが顔にできたとしても弾力により、もとの形にピーンと肌が戻るためシワのないキレイな肌をしています。しかし加齢とともに弾力が失われるとシワがもとに戻らなくなり、顔に常にシワが刻まれてしまいます。さらに弾力機能が失われると今度は肌の皮膚自体も支えきれなくなり、顔がたるみそしてほうれい線などがくっきりと刻みこまれ目立ってくるのです。
肌の弾力は真皮にあるコラーゲンやエラスチンがその役割を担っています。これらが正常な状態であれば肌は弾力を失いません。また真皮に存在する繊維芽細胞はコラーゲンやエラスチンを新しく生み出す細胞ですが、これが活発であれば常にコラーゲンやエラスチンを生産し弾力をキープできます。
つまりスキンケアで肌の弾力を取り戻すにはコラーゲンやエラスチン、そして繊維芽細胞にアプローチするケアが有効なことが理解できるでしょう。
頭皮の構造とは
では次に頭皮の構造を見てみましょう。頭皮と顔の肌の構造に違いはあるのでしょうか?
実は同じなんです。顔の肌も頭皮も構造に違いはないのです。
頭皮も表皮、真皮、皮下組織の3層から構成されています。新しい細胞が生まれ変わるターンオーバーも行われており、古い角質が剥がれ落ちるのがいわゆるフケです。顔の肌では垢がそれに相当します。
顔の肌のターンオーバーは正常なら28日周期で生まれ変わりますが、頭皮のターンオーバーは40日周期だと言われています。しかし頭皮の皮脂腺の数は顔の2倍もあるため皮脂による頭皮トラブルが起こりやすいのが特徴です。しかし顔の肌同様に頭皮もたるみます。
頭皮のたるみケアのポイント
では頭皮のたるみを予防するにはどうしたらいいのでしょうか?
実は顔の肌と同様のケアで、頭皮のたるみを予防することが出来ます。つまりコラーゲンやエラスチン、そして繊維芽細胞に働きかけるようなケアが頭皮のたるみを予防してくれるのです。
「飲む日焼け止めサプリ」で“頭皮”の紫外線対策
コラーゲンやエアラスチンは紫外線のUV-Aによって崩壊されます。老化の8割が紫外線といわれているほど紫外線が肌に与える影響は大きいのです。しかし頭に日焼け止めクリームを塗るのは難しいのが実情です。そこで注目なのが「飲む日焼け止めサプリ」です。
アメリカでは常識になりつつある「飲む日焼け止めサプリ」ですが、今年になった日本でも生産が始まりました。美容皮膚科でも処方されるようになっています。しかし美容皮膚科の製品はアメリカ製で特許の関係から価格も非常に高額になっています。一方日本製の飲む日焼け止めサプリは比較的安価で科学的実験値も立証済みで非常に人気が高まっています。
朝に飲めば1日中、体全体の日焼け止めが可能です。日常生活では1~2粒で十分ですが、炎天下で長時間いる場合には摂取量を増やすことで効果が増します。この飲む日焼け止めサプリは頭皮だけでなく、目からの紫外線や日焼け止めクリームで防ぎきれなかった紫外線にも有効です。ブロックしきれなかった紫外線により人間の肌は頭皮も含め活性酸素を発生します。
この活性酸素がコラーゲン繊維を崩壊するため活性酸素を取り除く日焼け止めサプリの摂取が非常に効果的です。強力な抗酸化作用のある飲む日焼け止めサプリの効果は下記でも紹介しています。
生活スタイルを見直す
正常なターンオーバーは繊維芽細胞が活動するには重要なことです。そのためにはターンオーバーを乱す不摂生な生活を見直すことが必要になります。ストレスや偏った食生活、睡眠不足はターンオーバーを乱れさせ繊維芽細胞の活動を阻害します。生活を見直してみましょう。
ビタミンC誘導体やレチノールでケアをする
肌の弾力予防ケアと同様のケアを頭皮にも取り入れましょう。スキンケアでコラーゲンの生成を促すには抗酸化成分が配合された化粧品を使用するのが常識です。中でも注目度が高い抗酸化成分がビタミンCやレチノールです。コラーゲンの生成すビタミンCはたるみやシワ予防にも欠かせない抗酸化成分です。またレチノールを使用した化粧品を使用すれば、肌のターンオーバーが正常になり、その上繊維芽細胞も活性化してコラーゲンやエラスチンを生み出す作用があります。ビタミンCとレチノール配合の化粧品をバランスよく同時に肌に取り入れるようにしましょう。
候補となる化粧品
頭皮のたるみ予防と改善のための化粧品
点数 | 商品名 | 価格 | 内容 | 注目成分 |
---|---|---|---|---|
98点 | ビタブリッドCフェイス (ビタブリッドジャパ) | 定期お届けコース 初回1,200円(税抜) ※送料無料 ※1回目の購入後に2回目以降はキャンセル可能 ※2回目以降4,960円(通常より20%オフ) | 本製品 ・パウダー3g(1ヶ月分) | ハイブリッドビタミンC |
91点 | エンリッチ ローション (サイクルプラス) | 2,800円(税抜) ※送料無料 | 本製品 ・化粧水80ml(1ヶ月分) ▼初回のみ以下の特典(7日分) ・クレンジング ・洗顔料 ・エッセンス乳液 ・クリーム ・ジェルクリーム | 新型ビタミンC誘導体APPS |
上記が候補となります。頭皮専用の特別な化粧水を用意する必要はありませんが、保湿成分のないビタミンCの粉末で販売されている化粧品を高評価しました。理由は既にお話ししたように、頭皮は顔の肌に比べ皮脂線の数が多いため、通常は保湿成分は必要ないからです。保湿成分が配合されている場合は減点1ポイントとして採点しています。
購入時には商品HPの“偽サイト”にご注意ください! 本物のサイトをそっくりに真似た偽サイトがあるようです。BihadaOtoko.comでは全ての公式サイトを調査し掲載しています。BihadaOtoko.com以外からの商品HPへのアクセスの際には十分に注意なさってください。 |
- ビタブリッドC フェイス
ハイブリッドCの粉末を、使用するたびに水で溶かして使用する化粧品です。手持ちの化粧水で割ることもできます。保湿成分が配合されていないため、非常に皮脂コントロース作用があり、1日中肌がベタベタすることなく使用できます。
たるみへの効果はもちろんのこと、非常に皮脂コントロールが効くため夏場の頭皮の匂いなどが抑えられます。顔にも用いることができるため、万能に使いこなせ毎回水に溶かしてしようするため酸化しにくく効果が続きます。自信を持ってオススメできる商品で、薄毛対策にも効果があります。
- エンリッチ ローション
ビタミンC誘導体のAPPSが粉末の状態で自宅に届き、自分で希釈する2剤式タイプの化粧水です。APPSは化粧品に溶けた状態では変質しやすいため、このビタミンC誘導体APPS化粧水なら理想的な状態で肌に使用できるアイテムです。およそ1ヶ月使用できるため、肌のハリやキメ、毛穴や肌の透明感の改善には十分な量でしょう。初回のみ特典も付いてきます。
スコア―が低い理由は保湿成分が配合されているためです。乾燥肌の人には問題ないでしょうが、皮脂の多い人には若干の保湿感を頭皮に感じてしまうでしょう。しかし配合されている成分はビタミンCの他に、EGFやFGFなどシワ・たるみに効果の高い成分が配合されています。
肌用の化粧水を頭皮のたるみケアに使う方法
使用方法は肌に化粧水を付けるのと同じ要領です。
- 化粧水を適量より少なめに手の平に取ります。
- 洗髪後の清潔な頭皮に指の腹を使ってトントンとなじませていきます。頭のてっぺんから浸透させると全体に広がりやすいです。
- 頭皮にもみ込むようにマッサージをします。
- 頭皮に化粧水がなじんだらドライヤーで濡れた髪を乾かします。
Author Profile
- 男の美容に関わる情報をいちはやく取り入れ適切なケア方法や、ケアアイテムを選定しています。2017年度より業務拡大し男女共用アイテムの取扱いも開始し、専門家や研究チームによる検証実験を実行しています。
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