潤いへのアプローチから毛穴レス男子を目指す米肌

巷でも頻繁に見聞きするコーセーの「米肌」

今日はこの米肌シリーズが提供する毛穴レスへの実感が本当に感じられるのか紹介します。

この米肌のメインコンセプトは「潤わせて毛穴ケア」です。美白ケアやアンチエイジングケアではありません。

しかし潤いを与えることでターンオーバーの機能が改善しその副作用として美白やアンチエイジング効果が期待できるとも言われています。

セラミドを自ら生み出す力を肌に与える米肌

注目は「ライスパワー No.11」です。これはセラミドを肌自ら生み出すのを促進する成分と言われています。近年はコラーゲンやヒアルロン酸よりも注目度の高いセラミドですが、従来の化粧品はセラミドそのものを配合した商品が多く発売されています。

しかしこの米肌ではこのセラミドを自分の肌が生み出せるようにサポートするのを目的にした化粧品です。単純にセラミドを肌に補うのではなく、肌のターンオーバーを改善し自らの肌を強化するライスパワー No.11の効果を観てみましょう。

14日間も試せるトライアルセット

今回購入したのが写真のトライアルセットです。通常、肌が生まれ変わるターンオーバーは28日周期と言われています。その半分もの期間をサポートできるわけですから肌に合うのか合わないのかを試すには十分な量ですしお得かと思います。

もちろん年齢によってターンオーバーの周期は遅くなるので、この米肌のトライアルだけでは足りないかもしれません。その場合、もし毛穴が消えるのか試したい方は毛穴の気になる部分のみに、この米肌の化粧水やクリームを塗り、他の部分は自分の持っている他の商品で補う方法を取れば十分米肌の毛穴ケア効果を実感できるはずです。

上手くトライアルを利用して自分に合う商品を探す術も身に付けましょう。

洗顔

見た目にも可愛いまるまるとした洗顔石鹸です。

しかし残念なのが泡の質感でした。少しキメが荒い泡でした。しゃばしゃばとまでは言いませんが、ねっとりこってりとした生クリームのような泡にならなかったのがマイナスなところでした。

もともと米肌シリーズは洗浄よりも潤いにポイントを置いた製品なので当然と言えば当然かもしれませんし、さっぱりとした使用感のある洗顔料を嫌う人もいますので、そういった男性には気持ちのいい洗顔石鹸でしょう。

しかし男子アナは脂っぽい顔が嫌いで、洗顔はさっぱりさせたいんです。私のような男性には洗顔料だけでも他の製品を試した方がいいかもしれないですね。

写真かも分かるように、泡立てネットで泡立てれば完璧な理想ではないものの、生クリームにちかい泡は完成するので問題ないと思います。逆さにしても落ちませんので、毛穴の奥の汚れもポンピング洗顔で引っ張り出してはくれると思います。

しかし洗い上がりは“私には”しっとりし過ぎてました。洗顔後の化粧水から乳液までのスキンケアが全体的に「しっとり」なので洗顔はさっぱり強力に洗浄してくれる方が嬉しいと感じたのが率直な意見です。

化粧水

この肌潤化粧水で注目される成分が、「乳酸ナトリウム」と乳酸ナトリウムを多く含む「ビフィズス菌発行エキス」です。

この乳酸ナトリウムは肌の天然保湿因子(NMF)の主要成分なんです。つまり乳酸ナトリウム≒NMFと言う感じです。このNMFは細胞間脂質(≒セラミド)と並んで肌の保湿には欠かせない２大成分なんです。

以前こちらのブログの「セラミド～毛穴/シワ/乾燥対策に～」で細胞間脂質に関してお話ししました。

角質層という肌の最表面には「細胞間脂質とNMF」が保湿成分として存在し、角質層なら肌の最表面にあるので化粧品を塗布しても肌の中に到達しやすいとお伝えしました。

というのも、コラーゲンなどは肌の奥の奥に存在するので化粧品など外部からの補充ではではなかなか到達しないのですが、角質層の成分ならそれが可能なのです。

その角質層の主要成分をこの化粧水は含んでいます。非常に肌の保湿効果に期待が出来るのです。その成分が含まれた化粧水なのでぜひトライしてみてください。

写真の通り、化粧水は無色透明です。テクスチャーはファーストタッチはサラッとしていたのですが、肌に伸ばすと予想以上にトロっとした化粧水でした。

肌全体に伸ばすと写真のように白く泡立つので、パッティングしながら丁寧に肌に浸透させた方が良いかと思います。化粧水だけでも結構しっとりとした状態になるので、しっかり肌になじんでから美容液の作業に入らないといけないので時間のない朝にはちょっと面倒かもという印象はあります。

でも保湿はしっかりされているので冬の乾燥する時期にはありがたいですし、これがライスパワー No.11の保湿力なんでしょう。

スペシャルケアの美容液（肌改善エッセンス）

ライスパワー No.11がさらに高濃度に配合されている美容液です。

男子アナの意見としては、ライスエキスの成分のみを試してみたいなら、この肌改善エッセンスの単品買いでもいいのではないかと思っています。

もちろんラインでそろえて購入してもいいのですが、もし「お値段的に・・・」とためらうなら、化粧水は他社の製品で、そこにこの美容液でライスパワー No.11を補うのも選択肢の一つになると思います。

 

 

写真からもお分かりの通り、米肌は潤い成分が多くトロっとしているテクスチャーですね。香りや美容液の伸び、浸透はとてもいいです。ぎゅっと肌に高濃度のライスエキスが入り込むのが分ります。

しかしやはり男性には少々しっとりし過ぎているかもしれません。でも乾燥の激しい秋・冬や、夜の睡眠前のスキンケアで取り入れれば問題なく使用可能で、効果的にライスパワー No.11を実感できると思います。

保湿クリーム

米肌では乳液ではなく、クリームで保湿剤の役割をしているようです。ここで男性諸君に嬉しいのが、クリームが肌質に応じて2つ用意されていることです。

「さっぱり感のクリーム」と「しっとり感のクリーム」です。

潤いを増し、キメを整えることで毛穴ケアを目指す米肌は、スキンケアが少々しっとりし過ぎる傾向があります。女性でもそれを感じてしまうほどなので、男性ではなおのことでしょう。しかし保湿するのは本来大切なんですよ？シミやシワ予防にも、ターンオーバーの改善にも保湿は重要なスキンケアなんです。

しかし日中はさっぱりサラサラな肌になりたいと思うのも当然なわけで、朝と夜でこのクリームを使い分けるのをお勧めします。朝はサッパリ、夜はしっとりで潤いをキープするの方法をお勧めします。

肌潤ジェルクリーム(さっぱり感)

こちらがさっぱり感のクリームです。

こちらは後発の化粧品です。先にしっとり感のクリームを売り出したものの、しっとりし過ぎという声に応えてさぱり感のあるジェルタイプが発売になりました。

男性にはこちらが使いやすいかと思います。リサーチによると質感による違い以外はしっとり感のある肌潤クリームと成分に変わりはあまりないようです。

 

 

ただ、潤いをキープする時間は若干、短い感じがします。サッパリ感を長時間キープするというのは欲張り過ぎで実現は難しいのでしょうね。サッパリしている分、保湿のキープ時間は短いです。でも男性にはこちらの方がベタベタせずに気持ちよく使用できると思うのでオススメです。キメも整っているのがわかります。

肌潤クリーム(しっとり感)

こちらがしっとり感のあるクリームです。

コーセーとしてもこちらがオススメの商品のようなので、もし初めて購入するならこちらから購入したほうが確実かもしれないですね。

もししっとりし過ぎるのであれば、夜のみにしようしたり毛穴の気になる部分だけに使用したり工夫をすれば効果的にこのクリームを楽しめると思います。

男子アナの使用感ですと、やはりしっとりしています。もともと女性用に開発されたクリームなので、男性にはしっとりするのは当たり前といえば当たり前です。

でも繰り返しにはなるものの、保湿は本当に大切です。そのため夜にたっぷり塗って、朝には塗らなかったり頬の毛穴の気になる部分のみに付け、Tゾーンは避けて使用するようにしていました。

やはり男子アナの肌にはしっとりしています。そのため朝は頬の毛穴の気になる部分のみに使用し、その分夜は顔全体にたっぷり使用しました。朝の使用量が少ない分、1ヶ月間くらい継続して使用できましたし、嬉しいことに頬の毛穴もキレイになったので、この使用方法が私には合っていたようです。

肌潤化粧水マスク

肌潤化粧水がたっぷり含まれたパックです。

非売品なのでトライアルのおまけという感じですね。正直、男子アナには必要性をあまり感じませんでした。

丁寧に化粧水を肌に塗布すれば同じことですから。使用してはみたものの、確かにしっとりとこのパックだけで保湿が出来てしまします。

しかしこのパックの後で美容液やクリームを使用するとかなりベタベタ感が出てしまいました。むしろこのパックの後は他のスキンケアが必要ないくらいでした。

言い換えれば、いかに化粧水の作業で、自分が丁寧に塗布していないということにもなりますが、自分で量を調整できるのでパックの必要性はあまり感じられなかったというのが正直な意見です。

 

14日間試しての総評

確かに毛穴が目立たなくなりました。スゴイ・・・。

しかしこれは毛穴の汚れを落としたというより、キメを整えたおかげで、肌が光を反射しやすくなり、毛穴が目立たなくなったというのが正確な表現のような気がします。ですから小鼻の毛穴より、頬の毛穴の方が目立たなくなりました。

やはり小鼻の毛穴は洗浄によるアプローチが必要で、頬の毛穴はキメを整えるアプローチが必要と実感させられた次第です。毛穴で悩んでいる男性なら、小鼻毛穴なのか頬毛穴なのか、まずそちらを見極めてから毛穴ケアのアプローチ方法を考えた方がいいかと思います。

しかし同時にこの米肌は潤いを補うためにしっとり感がひどく感じる男性も多いかと思います。その場合は上記でも述べたように、夜や部分使用をして米肌のライスパワー No.11を取り入れるといいかと思います。

ただセラミドや保湿成分を補うのではなく、自分で保持する力を回復させるのが目的の米肌ですので、長期的な使用でもっと効果を感じられるでしょう。ライスエキスを試した経験がないならぜひトライアルで試して肌に合うのかどうか様子を観てみるといいでしょう。14日間あれば肌に合う合わないを見極めるには十分ですよ！

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