美白化粧品を選ぶのに苦労していませんか?
効率良く、そして効果的に美白化粧品を見つけるには「医薬部外品の成分から選ぶこと」です。決して「医薬部外品の商品」を買うことは勧めてはいません。医薬部外品の「成分」から美白化粧品を選ぶのです。
医薬部外品の成分は厚生労働省から効果があると認められている成分ですが、実は「医薬部外品」の商品だけでなく「化粧品」の中にも配合されています。しかし化粧品の中の医薬部外品の成分が薬事法の規定量の分だけ配合されていなかったりするため「医薬部外品」と呼べない事情があるのです。
もし効果的な美白化粧品を探し続けているのであれば、今回はAという医薬部外品の成分、次回はBという医薬部外品の成分・・・というようにどの成分が自分の肌に効果があるのか探し当てるのが効率もいいでしょう。もちろんAとBを組み合わせて使用すれば早くそして効果的に美白ケアができるのは言うまでもないでしょう。
シミを消すには3つのアプローチがある
シミやくすみができる原因は紫外線により増加したメラニンと、メラニンを体外へ排出する能力であるターンオーバー機能の低下です。メラニンが一か所に集中すればそれがシミになりますし、肌全体に広がればくすみとなって肌がくすんできます。
STEP1
紫外線を浴びた肌は、紫外線で肌細胞のDNAが崩壊されるのを防ぐためにメラニンといういわば盾を作って紫外線から肌を守ろうとします。そのため表皮内からエンドセリンなどの情報伝達物質が放出されます。これら情報伝達物質は基底層にあるメラノサイトに「メラニンを作れ」という命令を出します。
STEP2
するとその命令によってメラノサイトでチロシンという物質が生成されます。このチロシンはチロシナーゼという酵素によってメラニンへと変わります。
STEP3
そしてこのメラニンがメラノサイトの先から表皮細胞に受け渡され、どんどん押し上げられる形(ターンオーバー)で肌表面に現れてきます。正常な肌ならば最終的に垢として体外へ排出されます。
このようにメラニンは大きく3つのステップを踏んで肌に現れますが、美白化粧品はこれらのステップのどの段階でアプローチするかで変わってきます。ではそれぞれのステップの医薬部外品の成分を詳しく見てみましょう。
医薬部外品の成分とは? 医薬部外品の成分は厚生労働省から効果や効能、そして安全であると定められた成分です。薬事法にのっとった配合量がされていれば「医薬部外品」と呼ばれ、そうでなければ「化粧品」になります。つまり「医薬部外品」は確実に効果があります。一方「化粧品」は効果があるものと、ないものがあります。化粧品の中にはただの水同然のものもあれば、化粧品会社独自のレシピで作った効果のあるものも存在するのです。医薬部外品と同じ成分を使っていても独自のレシピのため配合量は薬事法にはしたがっていません。しかし長年の研究に基づいたものは「効果がある化粧品」となるわけです。 |
美白化粧品に使用される医薬部外品の成分
ではどんな成分が美白化粧品には使われているのか観てみましょう。理解しやすいように、各ステップで使われる成分ごとにまとめました。もちろん全て医薬部外品の成分です。
情報伝達物質にアプローチする医薬部外品の主な成分はこれ!
カモミラET
ハーブの一種であるカモミール(カミツレ)の葉から抽出された成分がこのカモミラETです。表皮細胞からメラノサイトに命令される情報伝達物質のエンドセリンの作用を抑制する働きがあります。炎症抑制効果やアレルギー抑制作用も医学的に認められており、美白ケア以外にニキビ用化粧品に配合されることもあります。
トラネキサム酸
抗炎症や抗アレルギーなど肌荒れ成分として厚労省から効果のある医薬部外品の認可を取得しています。その後、肝斑の改善効果が報告されたことを発端に情報伝達物質のひとつプロスタグランジンをブロックしメラニンンの生成を抑制する効果も認められました。※ただし肝斑は女性ホルモンの乱れも影響していると言われていますが、トラネキサム酸が女性ホルモンに作用することは報告されていません。
t-AMCHA(t-シクロアミノ酸誘導体)
大豆や卵黄から抽出されています。情報伝達物質のプロスタグランジンを抑制し、メラノサイトへのメラニン生成の命令を止める効果があります。肌荒れを防ぐ効果もあることから美白・肌荒れ防止の効果を併せ持つ優秀な成分です。
m-トラネキサム酸
肝斑の内服薬として利用されているのがトラネキサム酸です。その後、化粧品への利用にトラネキサム酸の誘導体としてm-トラネキサム酸が配合されました。mはメラニンの生成を抑える効果を表していて厚生労働省から承認された有効成分のひとつです。もともとは化粧品メーカーの資生堂が開発した成分です。
TXC(トラネキサム酸セチル塩酸塩)
複数の情報伝達物質に働きかける効果があります。従来の美白成分はメラニンの生成をストップさせますが、このTXCはメラニンがシミとして表れない程度に抑えるため、メラニンの過剰な生成を食い止めることで美白を実現させています。メラニンが異常に集まることでシミになりますが、正常な状態のメラニン生成に戻すことでシミとして表れないようにします。また働きかけを逃した情報伝達物質には、シミが生成されるまでの間に起こる主要因子の連鎖反応を抑制することで阻害します。化粧品メーカーのCHANEL(シャネル)が開発した成分です。
候補となる化粧品
情報伝達物質にアプローチする美白化粧品
点数 | 商品名 | 価格/内容 | 注目成分 |
---|---|---|---|
96点 | ラグジュアリーホワイト (アンプルール) | 1,890円 <トライアルセット> ・洗顔料(*2) ・化粧水(*2) ・美容液(*3) ・乳液ゲル(*3) *2:ハイドロキノン2.5%濃度配合 *3:アルブチン配合 | <医薬部外品の成分> ・ハイドロキノン ・アルブチン ・ビタミンC誘導体 ・m-トラネキサム酸 <その他注目成分> ・セレプロシド酵母エキス ・ヒアルロン酸 ・角質浸透成分EX ・コラーゲンBG |
94点 | フラセラプレミアムトライアルセット (Dr.わかば株式会社) | 1,944円 <トライアルセット> ・ローション8ml(*1/2/3) ・セラム5ml(*1/2/3/4/5/6) ・ゲルクリーム5g(*1/2/7) ・クリアソープ10g(*8) ・クレンジングジェル15ml(*1/2) ・アイクリーム1.7g(*2/3/4/5) ・UVモイスチャーミルク3ml(*2/7) *1:APPS配合*2:フラーレン配合 *3:アルブチン配合*4:トラネキサム酸配合 *5:エラグ酸配合*6:プラセンタ配合 *7:アスタキサンチン配合*8:AHA配合 | <医薬部外品の成分> ・ビタミンC誘導体 ・アルブチン ・トラネキサム酸 ・エラグ酸 ・プラセンタ <その他注目成分> ・アスタキサンチン ・AHA ・フラーレン |
94点 | HAKUメラノフォーカスCR美容液 (資生堂) | 10,500円 <本製品> ・美容液45g | <医薬部外品の成分> ・4MSK ・m-トラネキサム酸 <その他注目成分> ・ホワイトリリー ・グリセリン |
92点 | ルブランセラムTX (CHANEL) | 15,500円 <本製品> ・美容液30ml | <医薬部外品の成分> ・TXC |
91点 | HAKUメラノクール ホワイトソリッド (資生堂) | 2,484円 <トライアル> ・夜用クリーム10g | <医薬部外品の成分> ・4MSK ・トラネキサム酸 |
90点 | エリクシールホワイト (資生堂) | 1,296円 <トライアルセット> ・クレンジング14g ・ローション30ml ・エマルジョン18ml ・デーケアレボ5ml | <医薬部外品の成分> ・m-トラネキサム酸 <その他注目成分> ・角質浸透成分EX ・コラーゲンBG |
注目は医薬部外品の配合種類も多い「ラグジュアリーホワイト」です。ドクターズコスメのためよく設計された美白化粧品なことが分かります。医薬部外品以外の成分も美白に効果があると言われている成分が配合され、トライアルもありラインで使用できるため自分の肌に合うのかを確認するにはまず試してもらいたい化粧品です。
そして次に注目は「ルブランセラムTX」です。この商品にしか配合されていない「TXC」は外資の化粧品会社では珍しく厚生労働省の認可を得た医薬部外品の成分です。他の美白化粧品で効果を実感したことがないのなら是非試してもらいたい商品です。しかし価格やトライアルがないことを考慮すると失敗する可能性も高いためこのランクです。
チロシナーゼにアプローチする医薬部外品の主な成分はこれ!
チロシナーゼを抑制する成分
ビタミンC誘導体
安全性も高く医師らもよく把握している美白成分です。チロシナーゼを抑制する効果があります。またメラニンの還元作用(既にできてしまっているシミやくすみを薄くする働き)もあります。
アルブチン
ビタミンC誘導体と同様に安全性が高く、医師らもよく把握している美白成分です。ハイドロキノンにブドウ糖が結合した成分でコケモモという植物から抽出されます。チロシナーゼの活動を阻害する作用を起こしメラニンの生成を防ぎます。
コウジ酸
酒造りなどに使われる麹に含まれる麹菌を培養して作られる美容成分でチロシナーゼの働きを抑制します。チロシナーゼは銅イオンを持つことによって活性化されますが、コウジ酸はチロシナーゼから銅イオンを奪い取ることのできる「キレート作用」により、メラニンの産生を抑制します。
エラグ酸
エラグ酸とは、イチゴやブルーベリーなどの果物に多く含まれる天然のポリフェノールの一種です。コウジ酸同様エラグ酸にも銅イオンを奪い取ることのできる「キレート作用」により美白効果があります。
ルシノール
化粧品ブランドのPLOAが開発した美白成分で、シベリアのもみの木に含まれる成分です。チロシンとチロシナーゼが合体することで、メラニンが黒色化しシミやくすみになりますが、ルシノールはチロシナーゼと素早く結合するためチロシナーゼがチロシンと合体してメラニンが黒くなることを防いでくれます。
プラセンタエキス
牛や豚など哺乳類の胎盤から抽出している成分です。プラセンタはチロシナーゼを抑制しメラニンの生成を抑えます。しかしできてしまったシミを改善する効果は高くないためシミ予防として使うわれます。研究がまだ十分でないため不明なことも多いですが比較的安価に利用できる成分です。
4MSK
サリチル酸の誘導体で、4-メトキシサリチル酸カリウム塩の略称です。大手化粧品メーカーの資生堂が開発しました。チロシナーゼの活性を抑え、メラニン生成を抑制するだけはなく、溜まったメラニンを排出する効果を持っています。
チロシナーゼそのものを分解する成分
マグノリグナン
モクレン科植物ホオノキの樹皮などに多く含まれている「フェノール性二量体」という構造をもつ天然化合物(ポリフェノール)の美白効果に着目してカネボウ化粧品が開発した美白成分です。
チロシナーゼ自体の成熟を阻害する作用があるため、他の成分よりも早い段階でシミができるのを防ぎます。フェノール性二量体は、漢方にも使用されている「厚朴(こうぼく)」などにも含まれています。
リノール酸S
ベニバナ油から精製し処理されたリノール酸由来の美白成分です。サンスターが開発し美白有効成分として厚生労働省から認可されています。チロシナーゼそのものを分解しメラニンの生成を防ぎます。またターンオーバーを促進することからメラニンを排出する働きもあるため、できてしまったシミにも効果的が期待できるのです。
候補となる化粧品
チロシナーゼにアプローチする美白化粧品
点数 | 商品名 | 価格/内容 | 注目成分 |
---|---|---|---|
97点 | QuSomeホワイトセット (ビーグレン) | 1,944円 <トライアルセット> ・クレイウォッシュ15g ・ホワイトローション20mL ・セラム5mL ・ホワイトクリーム5g(*1) ・モイスチャーリッチクリーム 7g *1:ハイドロキノン1.9%濃度配合 (但し独自高浸透率効果) | <医薬部外品の成分> ・ハイドロキノン ・ビタミンC誘導体 <その他注目の成分> ・オリゴペプチド |
96点 | ラグジュアリーホワイト (アンプルール) | 1,890円 <トライアルセット> ・洗顔料(*2) ・化粧水(*2) ・美容液(*3) ・乳液ゲル(*3) *2:ハイドロキノン2.5%濃度配合 *3:アルブチン配合 | <医薬部外品の成分> ・ハイドロキノン ・アルブチン ・ビタミンC誘導体 ・m-トラネキサム酸 <その他注目成分> ・セレプロシド酵母エキス ・ヒアルロン酸 ・角質浸透成分EX ・コラーゲンBG |
94点 | フラセラプレミアムトライアルセット (Dr.わかば株式会社) | 1,944円 <トライアルセット> ・ローション8ml(*1/2/3) ・セラム5ml(*1/2/3/4/5/6) ・ゲルクリーム5g(*1/2/7) ・クリアソープ10g(*8) ・クレンジングジェル15ml(*1/2) ・アイクリーム1.7g(*2/3/4/5) ・UVモイスチャーミルク3ml(*2/7) *1:APPS配合*2:フラーレン配合 *3:アルブチン配合*4:トラネキサム酸配合 *5:エラグ酸配合*6:プラセンタ配合 *7:アスタキサンチン配合*8:AHA配合 | <医薬部外品の成分> ・ビタミンC誘導体 ・アルブチン ・トラネキサム酸 ・エラグ酸 ・プラセンタ <その他注目成分> ・アスタキサンチン ・AHA ・フラーレン |
94点 | HAKUメラノフォーカスCR美容液 (資生堂) | 10,500円 <本製品> ・美容液45g | <医薬部外品の成分> ・4MSK ・m-トラネキサム酸 <その他注目成分> ・ホワイトリリー ・グリセリン |
93点 | ホワイトショットCX (POLA) | 16,200円 <本製品> ・美容液25ml | <医薬部外品の成分> ・ルシノール ・ビタミンC誘導体 |
92点 | アスタリフトホワイト (富士フイルム) | 1,000円 <トライアルセット> ・化粧水 ・美容液 ・クリーム ・他通販限定アイテム | <医薬部外品の成分> ・アルブチン <その他注目成分> ・ビタミンC ・アスタキサンチン |
91点 | HAKUメラノクール ホワイトソリッド (資生堂) | 2,484円 <トライアル> ・夜用クリーム10g | <医薬部外品の成分> ・4MSK ・トラネキサム酸 |
91点 | エクイタンスホワイトロジー エッセンスW (サンスター) | 10,500円 <本製品> ・美容液30g | <医薬部外品の成分> ・リノレックS (リノール酸S) ・ビタミンC誘導体 <その他注目成分> ・月桃葉エキス |
89点 | サエル (decencia) | 1,480円 <トライアルセット> ・ローション ・クリーム ・エッセンス | <医薬部外品の成分> ・ビタミンC誘導体 ・グリチルリチン酸2K (抗炎症作用) <その他注目成分> ・セラミド ・コウキエキス ・エスクレシド |
まず注目なのが「QuSomeホワイトセット」です。ハイドロキノンがホワイトクリームにのみ配合されています。1.9%濃度ですが独自の浸透技術は世界特許を取得し角層の奥のメラノサイトまで確実に届けられます。またラインで使用するればピーリング効果もあるためターンオーバーも期待できることから高ランクです。一方ハイドロキノンの規制がまだ厳しかった時に造られた成分であるアルブチンを配合しライン全体で美白効果のある「ラグジュアリーホワイト」が次点にランクしました。
次に注目はPOLAの「ホワイトショットCX」です。この中で唯一医薬部外品の成分の「ルシノール」が配合されています。「HAKUメラノフォーカスCR美容液」より点数が低いのは値段が高いため継続使用を断念しやすいからです。しかしユーザーの中にはこのルシノールが肌に非常にマッチして美白を実感する場合もあるのでルシノールを使用した経験がないのなら試す価値はあるでしょう。
次に注目は「アスタリフトホワイト」と「エクイタンスホワイトロジーエッセンスW」です。「アスタリフトホワイト」は医薬部外品の「アルブチン」を低価格でしかもラインで試せるという価格面と、科学的な根拠もある「アスタキサンチン」が配合されているために高ランクされています。一方「エクイタンスホワイトロジーエッセンスW」は、このランクの中で唯一「リノレックS」が配合されています。しかし高額なため継続性を考え次点になっています。
そしてユーザーの評判がまちまちなのが「サエル」です。医薬部外品の成分の観点から見ればビタミンC誘導体しか美白効果がありません。しかし敏感肌用に設計された美白化粧品のため敏感肌の人には人気が高いようです。
メラニンにアプローチする医薬部外品の主な成分はこれ!
エナジーシグナルAMP
大塚製薬が開発した美白成分で大塚製薬の「インナーシグナル」のみに配合されている成分です。基底層の母細胞に働きかけエネルギー代謝を高めターンオーバーを促しメラニンが排出されるため、肌にメラニンが蓄積しないようにしてくれます。そのためできてしまったシミに対して働く美白成分です。
レチノール
ビタミンAの一種で肌のターンオーバーを促進する働きがあり、メラニンを体外へ排出する作用があります。レチノールは光や熱に弱く不安定なため、化粧品にはパルミチン酸レチノールなどのレチノール誘導体とし配合されています。※レチノール配合の化粧品一覧は最後に記載されています。
医薬品もしくは個人輸入で王道の美白成分
上記では医薬部外品の成分でしたが、病院に行けば美容のための薬である「医薬品」があります。またそれらを個人輸入して格安に手に入れる上級者もいます。しかし自己判断は非常に危険であることを肝に銘じてください。
シミの「薬」として皮膚科で処方されるのは「ハイドロキノン」と「トレチノイン」が有名です。薬なわけですから確実に効果はあります。今あるシミを消したいのならハイドロキノン配合アイテムを使用するといいでしょう。しかし効き目が強いため医師の監督下でないと副作用が伴うことがあります。
ハイドロキノンはチロシンに結合し、チロシナーゼがチロシンと結合してメラニンを生成しないように抑制する効果があります。さらにハイドロキノンは還元作用があり今あるメラニンの色を薄くする働きもあります。つまり上記で紹介したSTEP1とSTEP2の2つの側面からシミにアプローチする優れものです。
そしてトレチノイン(レチノイン酸)はビタミンA誘導体で肌のターンオーバーを促進する目的で使用されます。肌にあるメラニンをターンオーバーで排出する効果があるんです。通常はハイドロキノンとトレチノインを同時に使用してケアする方法が一般的です。
候補となる化粧品
ハイドロキノンが配合された美白化粧品
ハイドロキノンの濃度は、医薬部外品と医師の処方による医薬品で上限に違いがあります。医薬部外品は4~5%が上限ですが、医薬品であれば10%とかなり高濃度なものも処方されています。 |
点数 | 商品名 | 価格/内容 | 注目成分 |
---|---|---|---|
98点 | ブライトニングクリスタル (セルピュア) | 4,860円 <本製品> ・ポイントケアクリーム12g ※ハイドロキノン5%配合 | <医薬部外品の成分> ・ハイドロキノン |
97点 | QuSomeホワイトセット (ビーグレン) | 1,944円 <トライアルセット> ・クレイウォッシュ15g ・ホワイトローション20mL ・セラム5mL ・ホワイトクリーム5g(*1) ・モイスチャーリッチクリーム 7g *1:ハイドロキノン1.9%濃度配合 (但し独自高浸透率効果) | <医薬部外品の成分> ・ハイドロキノン ・ビタミンC誘導体 <その他注目の成分> ・オリゴペプチド |
96点 | ラグジュアリーホワイト (アンプルール) | 1,890円 <トライアルセット> ・洗顔料(*2) ・化粧水(*2) ・美容液(*3) ・乳液ゲル(*3) *2:ハイドロキノン2.5%濃度配合 *3:アルブチン配合 | <医薬部外品の成分> ・ハイドロキノン ・アルブチン ・ビタミンC誘導体 ・m-トラネキサム酸 <その他注目成分> ・セレプロシド酵母エキス ・ヒアルロン酸 ・角質浸透成分EX ・コラーゲンBG |
注目は何といってもセルピュアのブライトニングクリスタルです。医薬部外品では最高値となる5%濃度のハイドロキノンが配合されたドクターズコスメです。監修した三浦麻由佳ドクターによれば開封前なら1年の長期保存も可能とのことです。しかしUVケアは必須です。
候補となる化粧品
レチノールが配合された化粧品
トレチノイン(レチノイン酸)は医薬品なので医師の処方が必要になりますが、同じビタミンAの一種でレチノールがあります。レチノールは化粧品や医薬部外品に配合されておりトレチノインと同様に肌のターンオーバーを促進します。しかしトレチノインより作用は弱いのが特徴です。 |
点数 | 商品名 | 価格/内容 | 注目の成分 |
---|---|---|---|
97点 | QuSomeレチノA (ビーグレン) | 6,000円 <本製品> ・美容液15g | ・レチノール ・レチノイン酸トコフェリル |
96点 | ACプラスジェル (Reversal+plus) | 10,000円 <本製品> ・保湿ジェル50g | ・レチノール ・ヒト型セラミド3 ・Net-VCIP(ビタミンC誘導体) ・トコフェロール(ビタミンE) ・EPC(ビタミンE&C誘導体) |
95点 | ラグジュアリー・デ・エイジ (アンプルール) | 1,945円 <トライアルセット> ・化粧水20ml ・美容液10ml ・クリーム8g ・目元用クリーム2包 ・ナイトマスク1包 | ・純生レチノール (レチノール配合は目元用クリームのみ) |
「ラグジュアリー・デ・エイジ」はもともとはアンチエイジング目的のドクターズコスメです。トライアルもあるためこの低価格からレチノールを試すことが出来るため高ランクしてきます。この商品では目元用クリームにのみレチノールが配合されていますが、もちろん頬やシミに塗っても問題はありません。トライアルと利用してレチノール配合の化粧品を賢く試しましょう。
また「ACプラスジェル」もドクターズコスメです。これはシミ・たるみ・ニキビ跡用に発売されているもので、高額ですが50gもあるため良心的といえるでしょう。しかしレチノールそのものの配合量を考慮するとこのランクです。しかしビタミンC誘導体も配合されているため総合的にシミや美白にアプローチする点を考えるとオススメなアイテムになります。
「飲む日焼け止め」でメラニンを予防する!
メラニンは出来てしまってからでは、改善するまでに非常に時間がかかります。そのため、メラニンが出来ないように日ごろから紫外線対策を心がけることが一番なのです。そこで重要なのが「日焼け止め」です。しかし塗るタイプの日焼け止めを正しく使って、100%紫外線をシャットダウンしている人は、ほとんどいないのも実情です。
塗るタイプの日焼け止めの場合、汗で日焼け止めが流れてしまったり、もしくは首やももなど塗り忘れがあるからです。特に男性の場合は、塗るタイプの日焼け止めのベタベタ感や白浮きが嫌いで、紫外線対策をしていない人がほとんどです。そこでオススメするのが「飲む日焼け止め」です。
下記の検証実験を見てください。飲む日焼け止めを飲んだ場合と、飲んでいない場合では、運転焼けによる違いがはっきりと表れています。
「飲む日焼け止め」不摂取の肌の様子
「飲む日焼け止め」を摂取した際の肌
「飲む日焼け止め」は紫外線を多く浴びる日程の3日前くらいから摂取量を多くすることで、より効果を増します。その結果がよく表れています。
成分は「NutroxSun®」という特許成分は配合された「ホワイトヴェール」で、3ヶ月間飲み続けた結果では飲んでない場合と比べ60&も紫外線にを防御できることが分っています。
最近では女性の間では当たり前になりつつ「飲む日焼け止め」ですが、男性のような塗るタイプの日焼け止めが嫌いな男性こそ、必需品とも言えるでしょう。美白化粧品を購入した場合、ターンオーバーなどの日数からおおよそ3ヶ月間美白化粧品を使用し続けるのが一般的です。それに比べれば「飲む日焼け止め」の方が経済的にも効果も満足できるでしょう。
Author Profile
- 男の美容に関わる情報をいちはやく取り入れ適切なケア方法や、ケアアイテムを選定しています。2017年度より業務拡大し男女共用アイテムの取扱いも開始し、専門家や研究チームによる検証実験を実行しています。
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