顔が赤くほてったような状態になる「赤ら顔」の原因には「血管の血液が引き起こすもの」と「皮膚の炎症が引き起こすもの」の2つがあります。しかし実際に顔に現れる症状はさまざまで、自分の赤ら顔の原因が、どちらなのか判断を誤っている人も多いようです。
この記事では専門家の監督のもと、自分肌の症状から赤ら顔の原因を見つけ、正しい治し方ができるように詳細に記載しています。また皮膚科に赤ら顔で受診した際に処方される一般的な漢方の一覧も表にまとめました。さらには漢方の生薬が配合されている専門家オススメの赤ら顔対策用の化粧品もランキングしています。
赤ら顔に悩む人のガイドラインとしてお使いください。
※この記事は筆者と専門家の共同執筆です。
赤ら顔とは?
「赤ら顔」(あからがお)とは、顔の頬や鼻の周りなどの一部、もしくは顔全体が赤くなっている状態です。一時的な状態であればいいのですが、赤ら顔が長時間にわたって続いてしまうと印象が悪くなることもあります。
特にビジネスシーンや就職面接などでは、相手に緊張しているという印象を与えてしまったり、まるで嘘をついているのを隠そうとしている印象を与えてしまったりします。
赤ら顔には大きく2つの原因がありますが、肌への症状のあらわれ方は数種類存在します。そのため自分の赤ら顔の症状は何が原因なのか突き止め、その原因に合った治し方をすることが非常に重要です。専門家が詳しく解説してゆきます。
赤ら顔の原因は2つ!「血液の赤み」か「皮膚の赤み」!
赤ら顔の原因は大きく分けて2つあります。赤ら顔の症状そのものは、患者によっていくつか現れ方が異なるのですが、大まかな原因は2つなのです。
赤ら顔の2つの原因は、①「血管の血液により顔が赤くなっている場合」と、②「皮膚が赤くなっている場合」です。
この原因を見分けることは非常に重要で、もし血管の血液による赤ら顔ならば血管へアプローチする治し方が必要ですし、皮膚の赤みによる赤ら顔ならば皮膚へアプローチする治し方が必要になります。
原因①
血管の血液による赤ら顔とは?
血管の血液が原因で引き起こされる赤ら顔は、血管が広がり流れる赤血球の数が増え、その赤血球の赤み(血液)が赤く見えることで引き起こされます。
毛細血管が拡張されるきっかけは、緊張などの興奮状態によって引き起こされたり、寒い部屋から暖かい部屋に移動したときによる温度差によって引き起こされたりします。また血液がドロドロで栓がある場合も、血流が滞り毛細血管が拡張し、赤血球が増え赤ら顔を引き起こします。
また肌の薄い部分は、毛細血管があまり拡張していなくても血液が透けて赤ら顔を引き起こすことがあり、この場合は血液の流れをスムーズにするなどして血液の赤みを抑える必要があります。
原因②
皮膚の赤みによる赤ら顔とは?
皮膚の赤みが原因で引き起こされる赤ら顔は、皮膚が何らかの原因で炎症し、その炎症の赤みが赤く見えることで引き起こされます。
皮膚は強い刺激を受けると、赤く炎症します。これは肌のバリア機能が低下していることがきっかけで引き起こされるため、肌のバリア機能を回復させることで赤ら顔を治すことができます。皮膚の赤み(炎症)を引き起こすきっかけとしては、ニキビや乾燥などからくる肌荒れなどが挙げられます。
あなたの赤ら顔の症状はどれ?「血液の赤み」と「皮膚の赤み」の見分け方!
あなたの赤ら顔は「血液の赤み」が引き起こしたものですか?それとも「皮膚の赤み」が引き起こしたものですか?どちらの原因で赤ら顔になっているのか、あなたの症状から判断することができます。
一般的に赤ら顔の症状は以下の5つがあります。あなたはどの症状ですか?
赤ら顔の症状としては、上記の5つが一般的です。それぞれの症状について詳しく解説します。
症状① 人前に出て緊張すると赤くなってしまう
赤ら顔の原因は「血液の赤み」です。
人前で緊張したりストレスなどから顔が赤くなりやすい方、怒ると顔が赤くなる方などは、興奮状態になると自律神経の影響などで血管が膨張して体内の血液の流れが激しくなって赤ら顔になってしまいます。
このタイプの人は、興奮を抑えるための漢方を摂取したり、漢方の成分が配合された化粧品や、ビタミンKが配合された化粧品を使用し血管の膨張を抑制することで赤ら顔を治すことができます。効き目としては漢方の方が効果が高いのですが、効きが強すぎることもあり、若い時から漢方で感情をコントロールさせたくない親御さんなどは、化粧品を子供に購入して治す方も多いようです。
症状② 鼻や頬の周り、もしくは温度差で赤くなってしまうタイプ
赤ら顔の原因は「血液の赤み」です。
鼻・頬の周り、もしくは温度差で赤くなりやすい方は、皮膚が薄くて血管が浮き出たり、血液が滞っているせいで血管が広がりやすくなっているため赤ら顔になってしまします。
鼻や頬の周りは血管が集合しているため、肌が薄いと血管が透けて赤く見えやすくなります。また血液中に栓が溜まって血流が滞っているせいで血管が広がりやすくなっていることも考えられます。
このタイプの人は血流の滞りを解消する漢方を摂取したり、漢方の成分が配合された化粧品などで、血液の流れをスムーズにすることで赤ら顔を治すことができます。
症状③ ニキビ・ニキビ跡により赤くなってしまうタイプ
赤ら顔の原因は「皮膚の赤み」です。
ニキビは「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」「黄ニキビ」があります。その中でも「赤ニキビ」は炎症をともなうニキビで、赤ら顔の原因にもなります。本来この赤ニキビは、徐々に炎症が収まりもとの肌に戻りますが、炎症が酷かった赤ニキビは色素沈着したニキビ跡となって残ってしまい、それが赤ら顔の原因にもなります。
今現在、ニキビによって赤ら顔になっているのなら、ニキビを正しくケアすれば赤ら顔は治ります。ニキビには「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」があるため、それぞれに対応した適切なケアをして下さい。
また色素沈着したニキビ跡によって赤ら顔になっている場合は、色素沈着を肌から排出するケアが必要になります。方法はシミのケアと同様で、ビタミンA誘導体(レチノール)などの化粧品で治すことができます。
ニキビが原因の赤ら顔は、ニキビ・ニキビ跡のケアをすることを優先にした方が良いでしょう。ニキビ・ニキビ跡に関して詳しく解説した下記の記事を参考にして下さい。
症状④ 肌荒れにより赤くなってしまうタイプ
赤ら顔の原因は「皮膚の赤み」です。
肌が乾燥したり刺激によって肌が炎症を起こし、肌荒れになり赤ら顔になっています。炎症が酷くない場合には、赤ら顔という認識にはなりませんが、炎症が酷いと顔全体が赤くなり診察にくる患者さんが多くいます。
肌が非常に敏感になっていることから、敏感肌に対応した化粧品で治すことができます。もちろん赤ら顔専用の化粧品は敏感肌に対応していますが、赤ら顔専用にこだわらなくても、敏感肌用の化粧品でも対処できます。また漢方の場合、肌のバリア機能をコントロールするものが処方されます。
症状⑤ 脂漏性皮膚炎により赤くなってしまうタイプ
赤ら顔の原因は「皮膚の赤み」です。
過剰な皮脂の分泌により、肌で皮脂が酸化し、それが炎症を引き起こした状態です。過剰な皮脂が分泌するわけですから、皮脂を分泌する毛穴も大きく開いていることが多いです。皮脂腺の多い頭皮や鼻周りに赤みがあるほか、耳の後ろや、脇の下、太ももの付け根などに赤みが引き起こされている患者さんもいます。
漢方を摂取して皮脂をコントロールしたり、化粧品ではビタミンC誘導体配合のものがオススメです。ビタミンC誘導体などは強力に皮脂をコントロールするからです。
赤ら顔の治し方
赤ら顔の一般的な治し方は、①皮膚科で赤ら顔に対応した漢方を処方してもらい治す方法と、②赤ら顔専用の化粧品を使用して治す方法があります。
赤ら顔の治し方|漢方
皮膚科で処方される漢方一覧
赤ら顔で処方される漢方一覧 | ||
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漢方名 | 含まれている生薬 | 効能 |
知柏地黄丸 (ちばくじおうがん) | 地黄(ジオウ)、山茱萸(サンシュユ)、山薬(サンヤク)、沢瀉(タクシャ)、●茯苓(ブクリョウ)、牡丹皮(ボタンピ)、知母(チモ)、黄柏(オウバク) | この3種類の漢方は、主に体の興奮を落ち着かせる効果があります。大勢の人がいる前でのスピーチなどで顔が赤くなったり、怒ると顔が赤くなってしまう場合、身体が興奮状態に伴って身体の血流が激しくなってしまう体質です。そのため赤ら顔になってしまいます。これらの漢方は緊張や興奮を和らげ、急激な血流の流れを抑えることができます。 |
天王補心丹 (てんのうほしんたん) | 地黄(ジオウ)、酸棗仁(サンソウニン)、天門冬(テンモンドウ)、当帰(トウキ)、麦門冬(バクモンドウ)、遠志(オンジ)、桔梗根(キキョウ)、●茯苓(ブクリョウ)、柏子仁(ハクシニン)、丹参(タンジン)、党参(トウジン) | |
滋陰降火湯 (じいんこうかとう) | 麦門冬(バクモンドウ)、天門冬(テンモンドウ)、陳皮(チンピ)、知母(チモ) | |
桂枝茯苓丸 (けいしぶくりょうがん) | 桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)、●茯苓(ブクリョウ)、桃仁(トウニン)、牡丹皮(ボタンピ) | この3つの漢方は、血液のドロドロを改善し、血流の流れをスムーズにする効果があります。鼻や頬の周りが赤くなってり、寒い場所から暖かい場所に移動したときに赤くなったり、お酒を飲むと赤くなるひとは、血液がドロドロな状態で、血流の流れが悪くなり、流れを良くさせようと血管が広がりやすくなっていることが考えられます。これらの漢方には血液のドロドロを改善し、血液の流れを正常に戻す効果があります。 |
温経湯 (うんけいとう) | 麦門冬(バクモンドウ)、半夏(ハンゲ)、当帰( トウキ)、○甘草(カンゾウ)、桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)、●川きゅう(センキュウ)、人参(ニンジン)、牡丹皮(ボタンピ)、呉茱萸(ゴシュユ)、●生姜(ショウキョウ)、阿膠(アキョウ) | |
桃核承気湯 (とうかくじょうきとう) | 大黄(ダイオウ)、芒硝(ボウショウ)、桃仁(トウニン)、桂皮(ケイヒ)、○甘草(カンゾウ) | |
半夏瀉心湯 (はんげしゃしんとう) | 半夏(ハンゲ)、◎黄ごん(オウゴン)、黄連(オウレン)、人参(ニンジン)、乾姜(カンキョウ)、大棗(タイソウ)、○甘草(カンゾウ) ◎はビタK化粧品に配合 ※びたKのメナジオンはビタミンKのこと。 | この漢方には皮脂の分泌を抑制する効果があり、ニキビ治療などにも頻繁に処方されます。過剰な皮脂分泌はニキビを誘発したり、脂漏性湿疹を引き起こしたり、毛穴を大きく広げてしまいます。皮脂の分泌量をコントロールし、正常な状態に戻すことで、皮脂によって引き起こされる赤ら顔を改善させることができます。 |
【備考】 ※「●」印は「白漢しろ彩」に配合さている成分 ※「○」印は「白漢しろ彩」「ビタK レッドX トナー」に配合さている成分 ※「◎」印は「ビタK レッドX トナー」に配合さている成分 |
赤ら顔を治すのに代表的な7つの漢方を紹介しました。これらの漢方には、各々幾つかの生薬が配合されて一つの漢方として機能しています。生薬の配合量や種類が少し変わらるだけで、効果が大きく変わります。そのため自分に合った漢方を見つけるのに時間がかかります。
一つの漢方に付き3週間程度分だけ処方されるのが一般的な漢方治療です。初診で漢方を処方し、2回目の診察であなたの肌の様子を漢方医が判断し、好調ならそのまま同じ漢方を処方しますし、変化がないようなら他の漢方を処方し、あなたに合った漢方を探してゆくことになります。
赤ら顔の治し方|化粧品
専門家がオススメの赤ら顔化粧品ランキング
商品名 (公式HP) | 白漢しろ彩 | ビタK レッドX トナー | ULUシェイクモイストミルク |
総合評価 | 全ての赤ら顔の症状に対応。生薬が配合され安心。値段は高いが納得の成分である。 | ケミカルな成分ビタミンKで赤ら顔にアプローチする。返金制度が複雑なのが✕ | 肌荒れによる赤みは軽減するが、血管の血液による赤ら顔には対応されていない。 |
血液の赤みに対する効果と成分 | プランクトンエキス(海洋性エキス)、●生姜根茎エキス、●甘草、●茯苓、●川芎 | メナジオン(ビタミンK)、●甘草、ナギイカダ根エキス | なし |
皮膚の赤みに対する効果と成分 | リン酸アスコルビルMg(ビタミンC誘導体)、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、セラミドNG(セラミド2)、セラミドNP(セラミド3) | ●黄ごん、ツボクサエキス | セラミド2、セラミド6Ⅱ、セラミド3、セラミド5、セラミド1 |
成分から見た特徴 | 赤ら顔で処方される漢方の生薬も配合された自然派化粧品のため、大抵の肌に合いやすい。 | 一部生薬が配合されている。しかしビタミンKが主成分で、ケミカルな化粧品。 | 保湿成分が中心の化粧品。肌のバリア機能は高まるが、血管への作用成分がないのが残念。 |
価格(税込) | 【単品購入】 6,048円 ※送料600円 【定期購入】 4,838円 ※送料無料 ※いつでも解約可能 | 【単品購入】 5,292円 ※送料無料 【定期購入】 4,234円 ※送料無料 ※条件3回以上 | 【単品購入】 なし ※定期購入は条件がないため実質単品購入と同じです。 【定期購入】 3,888円 ※送料無料 ※いつでも解約可能 |
返金制度 | 対象:定期購入者 条件: ①肌に異常が現れた場合のみ ②商品到着日から30日以内に連絡(但し2回目の商品が届く前) ※連絡先0120-393-839 | 対象:単品・定期購入者 条件: ①肌に異常が現れた場合のみ ②肌の異常部の写真送付 ③商品到着日から30日以内に連絡 ※連絡先03-6272-3383 ※商品を使い切った場合は対象外 | 返金保証制度なし |
備考 | 「●」印は漢方で使われる生薬を表しています |
赤ら顔化粧品
白漢しろ彩
全ての赤ら顔の症状に対応しているのが「白漢しろ彩(はっかんしろさい)」です。血管の血液により引き起こされる赤ら顔には「プランクトンエキス(海洋性エキス)」の他、漢方にも配合されている生薬の「生姜根茎エキス」「甘草」「茯苓」「川芎」の成分がカバーしています。
また皮膚の炎症により引き起こされる赤ら顔には「ビタミンC誘導体」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「セラミド」などの成分でカバーされています。自然由来の成分が多いため、誰の肌にも比較的合いやすいことが「白漢しろ彩」の魅力でしょう。
白漢しろ彩の特徴とも言える「プランクトンエキス」はシワの化粧品や引き締め効果のあるマッサージクリームにも頻繁に配合されている成分です。プランクトンエキスには毛細血管の拡張を正常な状態に戻す効果も科学的に報告されており、血管の血液により引き起こされる赤ら顔には、非常に効果が高い自然由来の成分なのです。
使用感は少しトロミのある白濁していて、ヒリヒリすることもなく敏感肌には嬉しいです!トロッとしているので、ベタベタしないか心配でしたが、肌はサラサラしているのに、しっかりと保湿されていました!乾燥肌の人や、赤ら顔になりやすい乾燥しやすい冬の時期には嬉しいですね。
赤ら顔化粧品
ビタK レッドX トナー
ケミカル成分のビタミンKの効果を用いて赤ら顔を治す化粧品が、「ビタK レッドX トナー」です。血管の拡張による血液の赤みを抑えるため、主にビタミンKの効果を用いて治そうとするほか、甘草やナギイカダ根エキスなどの自然成分もわずかながら配合されています。
一方、皮膚の炎症による赤ら顔に対応するため、黄ごんとツボクサエキスが配合されています。特にこの「黄ごん」は皮膚の腫物や炎症、消化不良などに処方される漢方で、肌荒れや脂漏性皮膚による皮膚の赤みによる赤ら顔には効果が高いことで有名です。
使用感はスッと肌に浸透するのが分かります!無色でサラサラのテクスチャーなので水みたいな感じです。脂性肌の人や、すぐにベタベタなりやすい男性、夏の時期なんかには気持ちよく使えます。髭剃り後の肌でもヒリヒリすることなく、特に肌荒れも起きないのでケミカルな成分と言えど、敏感肌さんに多い赤ら顔症状に合わせた化粧品なのが良くわかりました!
「白漢しろ彩」と「ビタK レッドX トナー」どっちがいい? どちらの赤ら顔化粧品も、2つの原因(「血液による赤ら顔」と「皮膚の赤みによる赤ら顔」)に対応した成分がバランスよく配合されていて非常にオススメです。しかし「白漢しろ彩」が第1位の理由は「漢方」をベースにした化粧品だからです。アジア人の体質には漢方が非常に効果的であり、拒否反応を起こす人が少ないことから総合評価では上位になりました。しかし化粧品には合う・合わないが一人ひとり異なります。「白漢しろ彩」に効果があまりないのであれば返金制度を用いて返品し、「ビタK レッドX トナー」を試してみるということが可能です。「ビタK レッドX トナー」は返金制度の条件がやや厳しいため、先に「白漢しろ彩」を購入したほうが良いという観点からも、上記の表のランキングとなっています。 |
赤ら顔化粧品
ULUシェイクモイストミルク
敏感肌用に設計された化粧品が「ULUシェイクモイストミルク」です。皮膚の赤みによる赤ら顔を抑えるために保湿成分としてセラミドが配合されています。このセラミドは肌に生まれながらに存在する成分で、肌の水分量を保つ最重要な成分です。
さらにこのセラミドは肌の角質層(肌の表面)に存在するため、化粧品で浸透することができる範囲にある成分のため、保湿やバリア機能を高めるにはセラミド配合の「ULUシェイクモイストミルク」はお勧めです。さらにオールインワン化粧品のため、洗顔後はこれ1本でスキンケアが終了できるという点で男性からも人気が高いようです。
しかし残念な点は、血管の血液による赤ら顔を改善する成分が配合されていないことです。自分の赤ら顔の症状の原因が「皮膚の赤みによるものだ!」と断言できるのならば「ULUシェイクモイストミルク」でも効果はありますが、赤ら顔の症状の中には、「血液の赤みによる赤ら顔」と「皮膚の赤みによる赤ら顔」の2つの原因が混在している患者さんもいます。そのため機能性が限られている「ULUシェイクモイストミルク」は第3位という評価になりました。
「漢方」と「赤ら顔化粧品」はどっちがいいの?
赤ら顔を早く治して肌の良い状態をキープしたいなら「漢方」も「赤ら顔化粧品」もどちらも採用することをおすすめします。既にお話ししたように、「漢方」は自分に合った組合せに出会って効果が現れるまでに時間がかかります。しかし一度自分の体に合った漢方を見つけると、体の体質から改善されるため赤ら顔の症状を継続的に抑制し、肌を良い状態で保つことができます。
一方、赤ら顔化粧品は肌に直接塗るため、ダイレクトに赤ら顔を治すことができます。そのため漢方に比べ、化粧品の方が赤ら顔の症状を早く改善することができます。しかし化粧品の使用をストップしてしまえば、また赤ら顔が再発してしまう可能性があります。
「漢方」と「赤ら顔化粧品」にはそれぞれメリットが異なります。赤ら顔を早く治し、その治った状態をずっとキープしたいのであれば「漢方」と「赤ら顔化粧品」のどちらも使用するというのが一番オススメな治し方と言えます。しかし繰り返しにはなりますが、今すぐに赤ら顔を治したい!と思うなら、ダイレクトに肌に塗布できる赤ら顔専用の化粧品を使用した方が、早く治ります。
赤ら顔に関するQ&A
漢方が効いているのかわかりません。どうしたらいいの?
自分に合った漢方をみつけ、それを飲み続けて体質が改善し、赤ら顔が収まる状態になるまでには、時間がかかります。下記の流れを見てください。
初診では赤ら顔の症状を聞き、そこから一番合いそうな漢方を処方します。1回の診察で処方される漢方は2~3週間分あり、患者さんはそれを毎日飲み続け肌の状態や体調の変化の様子を見ます。2回目の受診では、処方した漢方の効果を患者さんから聞き、ドクターの判断で継続するのか他の漢方を処方し直すのか判断します。これを繰り返すため、自分に合った漢方を見つけるのには時間がかかります。
自分に合った漢方を見つけた後は、その漢方をおよそ3~4週間のみ続けます。ドクターによってはひと月分以上を処方する場合もあります。一度自分に合った漢方を見つければ、体質が改善されるため、健康的な肌を維持することができます。
もちろん暴飲暴食や不摂生な生活が続けば体質はまた悪くなるため赤ら顔などの症状が再発する場合もありますが、根気強く漢方に向き合えばよい結果が付いてくるため、気長に漢方治療に向き合うことをおすすめします。また赤ら顔化粧品と併用することで、赤ら顔をより早期に治すことができるため漢方と赤ら顔化粧品との併用を我々はお勧めします。
赤ら顔化粧品を使い続けているけど効果が見られない。どうしたらいいですか?
もしかしたらあなたの症状が赤ら顔ではないかもれません。一度皮膚科での受診をおすすめします。
肌は体調を表すパラメーターです。体調が悪ければ肌に現れ、回復に向かえば肌もキレイに戻ります。もし赤ら顔だと思って赤ら顔の化粧品を使用し続けても、何も変化が現れないのであれば一度専門のドクターへの受診を勧めます。
また赤ら顔化粧品は1度使ったからといって、すぐに赤ら顔が収まるわけではありません。さらに好転反応といって、肌が一時的に荒れることもありますが、化粧品が効いている証拠である状態とも言えます。そのため少なからず1ヶ月くらいの継続使用をしてから、お持ちの赤ら顔化粧品が自分に合っているのか判断するといいでしょう。それでも良くならないのなら成分の異なる赤ら顔化粧品に変えてみたり、皮膚科の受診をしてみるのもいいかもしれません。
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▼単品購入 6,048円 ※送料600円 ▼定期購入 4,838円 ※送料無料 ※条件3回以上 |
1ヶ月分の本商品 ※30日以内の返金保証あり (定期購入のみ) |
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- 男の美容に関わる情報をいちはやく取り入れ適切なケア方法や、ケアアイテムを選定しています。2017年度より業務拡大し男女共用アイテムの取扱いも開始し、専門家や研究チームによる検証実験を実行しています。
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- ULUシェイクモイストミルク, ビタK レッドX トナー, 白漢しろ彩