シャンプーの成分と選び方!男も女も頭皮に合ったものを選ぶべし!

頭皮や髪の状態は加齢や季節にともない変化します。3ヶ月前まで良かったシャンプーが突然合わなくこともあるんです。

頭皮の状態によって上手にシャンプーを使い分けましょう。そしてシャンプーの成分をしっかり理解して、プロのシャンプーの選び方を学びましょう。

シャンプーは頭皮に合ったものを選ぶのが鉄則

シャンプーの選び方のポイントは、自分の頭皮に合ったものを選ぶことです。評判の良いシャンプーであっても、使用してみて頭皮に不調が生じるようなら、自分には合っていないシャンプーなんです。

もし今使用しているシャンプーで頭皮のツッパリ、もしくはベタつき、フケ、かゆみなどを感じるならシャンプーの選び方を参考に見直しましょう。

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正常な頭皮は適度な皮脂分泌があり、地肌は青白い色をしています。美容師さんやに恥ずかしがらずに地肌の色を聞いてみましょう。
シャンプーの選び方の目安
頭皮の乾燥を感じる 洗浄力や脱脂力の弱い成分配合のシャンプー
頭皮のベタつきを感じる 洗浄力や脱脂力が強いも成分のシャンプー

シャンプー剤の種類

洗浄成分(界面活性剤)の種類によって、シャンプー剤は大きく4つに分けられます。
シャンプー容器の記載された成分を見て、どのタイプのシャンプーなのか自分で判断できるようになりましょう。そうすれば失敗の少ないシャンプーの選び方ができます。

  特徴 こんな人におすすめ 主な洗浄成分の名前
アミノ酸系 洗浄成分にアミノ酸の成分を使用しているシャンプーです。髪や頭皮には優しいシャンプーと言えます。しかしその分洗浄力はマイルドなので、洗髪の際には丁寧に洗う必要があります。 ・頭皮が乾燥しやすい人
・頭皮トラブルがある人
・アレルギー体質な人
・肌が弱い敏感肌
・ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム
・ココイルグリシンナトリウム
・ココイルグルタミン酸ナトリウム
・ココアンホ酢酸ナトリウム
・名前の頭に「ココイル~」「コカミド~」「ラウロイル~」がつくもの
高級アルコール系 ドラックストアなどの市販されているものの多くはこの高級アルコール系のシャンプーです。鉱物油や動植物脂などの洗浄成分が使用されています。よく泡立つよう設計されており使い心地はいいでしょう。しかし洗浄力・脱脂力はともに強く、頭皮の刺激も強いのが特徴です。頭皮トラブルを起こしやすいので、洗浄成分が頭皮に残らないようにしっかりと洗い流す必要があります。肌が弱い人にはオススメできません。 ・頭皮がベタつく人
・頭皮が強くトラブルしらずの人
・ラウレス硫酸ナトリウム
・ラウリル硫酸ナトリウム
・ラウレス硫酸ナトリウム
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸アンモニウム
石けん系 洗浄成分がせっけんでできているシャンプーです。天然の原料で無添加なため安心安全なシャンプーです。毛穴の汚れまでしっかり洗い流す高い洗浄力のために、皮脂を取り過ぎて皮脂がきしみやすいシャンプーです。石けんカスが残らないように、しっかりと洗い流す必要もあります。 ・頭皮がベタつく人
・頭皮が強くトラブルしらずの人
・石けん素地
・脂肪酸ナトリウム
・脂肪酸カリウム
ベタイン系 安全性が高く、低刺激です。保水性も高いのが特徴です。泡立ちはアミノ酸系よりもよいですが、高級アルコール系よりは弱いです。 ・頭皮トラブルがある人
・肌が弱い敏感肌
・名前の最後に「~ベタイン」とつくもの
DOCTOR
 シャンプーに含まれる「界面活性剤」とは水と油を混ざりやすくする性質を持つ成分です。水だけでは落としきれない頭皮の脂汚れを落とす目的で使用されています。よく安全性が問われていることがありますが、界面活性剤にも色々種類があり、原材料によって安全性は異なります。上で紹介した洗浄成分も界面活性剤の一種です。 
CAUTION2シャンプーの場合、泡がクッションの役割をし、摩擦やからまりを防ぐので、泡立ちが良い方が髪へのダメージは少なくなります。頭皮への負担を心配するのであれば、刺激の少ないアミノ酸系やベタイン系のシャンプーを選ぶと良いでしょう。

シャンプー界の最前線

これまでは汚れや脂を落とすだけの目的がシャンプーでしたが、頭皮にハリを与えて、顔のたるみ予防をするものなども登場しています。最近のシャンプーはこういった新機能を取り入れたものが出てきています。

上記ではシャンプーの選び方として成分を紹介しましたが、それに加え以下の機能を取り入れたシャンプーなら自分の納得にいくシャンプーの選び方ができるでしょう。

TYPE1
ノンシリコンシャンプー

「シリコン」が入っていないシャンプーです。決してシリコンは悪者ではないのですが、自然派志向の男女が増え一気にノンシリコンシャンプーが人気となりました。コーティング剤が入っていないため髪がきしむシャンプーもあります。それを解決したのが次に紹介するオイルシャンプーです。

TYPE2
オイルシャンプー

オイルを配合した保湿力のあるシャンプーです。多くのシャンプーが天然由来の植物オイルを使用して自然派志向に沿ったシャンプーを売り出しています。「ノンシリコン+植物由来オイル」と明記されているシャンプーも多く、ノンシリコンならではの髪のきしみを解決して使い心地のいいシャンプーになっています。

TYPE3
スカルプケアシャンプー

毛穴のつまりを取り除く成分や、フケやかゆみ防止のためのシャンプーです。洗い上がりはさっぱり清涼感のあるシャンプーが多いようです。頭皮環境を整えて育毛のための土台を作ることが目的のシャンプーが多いでしょう。男性用のシャンプーで特にスカルプケア目的のものが多いです。

TYPE4
エイジングケアシャンプー

加齢にともなう髪のトラブルを軽減するためのシャンプーです。髪にハリをあたえボリュームアップや顔のたるみ防止をはかったり、スカルプケアとエイジングケアが組み合わさったシャンプーもあります。こちらも頭皮環境を整えることが目的ですが女性用のシャンプーが特に多いです。

「シャンプーの成分と選び方!男も女も頭皮に合ったものを選ぶべし!」のまとめ

POINT1シャンプーの選び方
頭皮の状態をチェックし頭皮に合ったものを選ぶこと

自分の頭皮が現在乾燥するのか、それともベタつきを感じるのかまずは自分で判断しましょう。頭皮が乾燥するようなら洗浄力や脱脂力の弱い成分配合のシャンプーを選び、頭皮がベタつくようなら洗浄力や脱脂力が強いも成分のシャンプーを選びましょう。

POINT2シャンプーの選び方
「アミノ酸系」「高級アルコール系」「石けん系」「ベタイン系」のどの種類が合うのか決める

シャンプーボトルの成分表示欄から洗浄成分を見て、自分の頭皮に状況に合った成分からシャンプーの種類を決めましょう。洗浄成分は上記表の「主な洗浄成分の名前」を参考にして下さい。頭皮が乾燥したり頭皮トラブルが多いのならアミノ酸系やベタイン系のシャンプーを選択すると良いでしょう。

POINT3シャンプーの選び方
シャンプーの新機能を確認して購入する

上記のポイント①と②を確認して、お目当てのシャンプーの種類を絞れたらそのシャンプーがどんな機能設計なのか確認しましょう。「ノンシリコン」や「スカルプケア」「アンチエイジングケア」などから自分の目的や好みのものを最終的に選びましょう。既に成分は絞っているため失敗の少ないシャンプーを見つけられるでしょう。

 

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美肌男教室運営チーム運営メンバー
男の美容に関わる情報をいちはやく取り入れ適切なケア方法や、ケアアイテムを選定しています。2017年度より業務拡大し男女共用アイテムの取扱いも開始し、専門家や研究チームによる検証実験を実行しています。